ボーダフォンの3G契約が400万突破――4カ月で100万増の最速ペース
ボーダフォンは、2006年7月末時点で3G携帯電話サービスの契約数が400万を突破したと発表した。2002年12月の開始から約3年7カ月での達成。
ボーダフォンは8月7日、同社の3G携帯電話サービスの契約数が、2006年7月末時点で400万を突破したと発表した。2002年12月のサービス開始(2002年12月の記事参照)から約3年7カ月での達成となった。
同社では、3G携帯契約の増加の背景について、サービスエリアが国内人口カバー率99.6%に拡大したこと、端末ラインアップの充実、分かりやすい定額料金サービスの提供(2005年10月の記事参照)、2000タイトルを超える電子コミック(2006年8月の記事参照)や着うたフルといったコンテンツの拡充、「Vodafone live! CAST」「Vodafone live! FeliCa」「Vodafone live! NAVI」サービスの提供、全国1869店のボーダフォンショップなど販売・アフターサービス網の整備、国際ローミングサービスや海外でも使えるデータ通信カード「ボーダフォンコネクトカード」の提供などがあるとしている。
同社の3Gサービスは、2002年に「Vodafone Global Standard」としてスタート。2004年末にVodafone Global Standardから「Vodafone 3G」に名称を変更し、2005年4月には100万契約を突破、同年11月に200万契約、2006年4月に300万契約を達成していた。4カ月での100万契約増加は同社では過去最速。
なお、他キャリアの3G契約者数はドコモが2736万8000(7月末の累計)、KDDIのauが2315万5600となっている。
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