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ボーダフォンの「電子コミック」が2000件を突破
ボーダフォンは、同社の3G端末向けコンテンツ「電子コミック」のタイトル数が、2000件を突破したと発表した。提供を開始した2004年12月から2006年7月末までの約1年7カ月で達成した。
ボーダフォンは8月1日、同社の3G端末向けコンテンツである「電子コミック」のタイトル数が、7月末の時点で2000件を突破したと発表した。2004年12月に電子コミックの提供を開始してから、約1年7カ月で2000件に達した。
電子コミックは、「ボーダフォンライブ!」→「書籍・コミック・写真集」→「電子コミック」でアクセスできるコンテンツ。「ブラック・ジャック」や「ルパン三世など」過去の名作や、書き下ろし作品などさまざまなタイトルを読むことができ、作品によっては、シーンに合わせてバイブ機能が動作したり、吹き出しが拡大するなどの効果を楽しめる。
同社では、6月に行った電子コミックコンテンツプレゼントキャンペーン(2006年5月26日の記事参照)と併せ、利用動向アンケートを実施した。約15万件の回答から、利用者の男女比はほぼ半数ずつで、若年層の社会人を中心としたユーザー層の利用率が高いことが判明したという。
また、今後の利用動向について「積極的に利用したい」「読みたい作品が登場すれば利用する」とする回答が全体の9割以上を占め、電子コミックがユーザーに受け入れられている結果になったとしている。
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