「N902iX HIGH-SPEED」のカタログに載っているイヤフォンの正体は……:Mobile Weekly Top10
HSDPA対応端末「N902iX HIGH-SPEED」のカタログの表紙には、端末と一緒にスタイリッシュなイヤフォンが写っている。しかしこれは付属のイヤフォンではない。その正体は……
今週、最も読者の注目を集めたのはTEPIAが開催している「ちえものづくり展」に関する記事だった。ここでは日立製作所のワンセグケータイ「W41H」を完全に分解したモデルが展示されており、普段なかなか目にする機会がない“ケータイの中身”をじっくり見ることができる。話題性の高いワンセグケータイということもあって、“見てみたい”と思った読者が多かったのだろう。
3位には三洋電機製のワンセグ端末「W43SA」の開発者インタビュー、5位にはau秋冬モデルの紹介記事、6位にも「W43CA」の記事が入り、引き続きauの新端末への高い関心もうかがえる。
発売から2週間が経過したドコモのHSDPA対応端末「N902iX HIGH-SPEED」の短期ロードテストも9位にランクインした。この端末は発売初日から順調に販売台数を伸ばしており、FOMAハイスピードエリアには入っていない地域でも売れているらしい。その人気の理由は通信速度よりもデザインにあるのかもしれない。
ところで、“音楽”を前面に打ち出すN902iX HIGH-SPEEDのカタログの表紙には、シグナスホワイトの端末と白いスタイリッシュな耳かけタイプのイヤフォンが写っている。このイヤフォンがなかなかかっこいい。ただ、残念ながらこれは付属品ではないのだ。付属のヘッドフォンは黒いインナーイヤータイプで、“試供品”という扱いのため、正直、端末のかっこよさとは釣り合っていない。
そこで、カタログの表紙に写っているヘッドフォンを量販店で探してみたところ、すぐに見つかった。2004年10月に発売された東北パイオニアの「SE-E11」という製品だ。発売から2年近くが経過しており、最新モデルではないものの、在庫があったのでまだ広く入手可能な製品だと思われる。カラーは白と黒の2色で、シグナスホワイトには白を、チタニウムシルバーには黒を合わるのが良さそうだ。
スポーツをしながらでも音楽が楽しめるようデザインされたSE-E11は、柔軟性のあるハンガーを備えており、フィット感も良好だ。希望小売価格は1365円だが、都内の量販店では1000円前後で販売されていた。ただ、プラグは一般的な3.5ミリの丸形なので、端末の平型コネクタに接続するには、試供品の黒いケーブルを流用するか、白い変換ケーブルを別途入手したい。
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