連載

SHファンの方へ。カメラ機能への期待は裏切ってません──「SH903i」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

相変わらずカメラ機能への期待が高いシャープ端末。ドコモの「SH903i」も期待を裏切らないカメラ機能を備えているのか。前モデルSH902iSの作例と比較しながら機能と画質をチェックをしていこう。

前のページへ |       

 次は屋内編。


蛍光灯下

白熱灯下

 白熱灯下での左右が妙に緑かぶってるのが少々気になる。しかしオートホワイトバランスでもおおむね色は補正されている。

 ちなみに、フルHDサイズで撮ったのがこちら。フルHDサイズでも縦位置のケータイスタイルで撮ると縦位置で記録される。

advertisement

フルHDサイズで横位置撮影

同じく縦位置撮影

 次はマクロ撮影。


マクロ撮影

 このような微妙な距離で撮る場合、AF機能の有無で写りががらっと変わる。レンズの問題なのか、端に若干の画質低下が見られるが、中央部は非常にしっかり写っている。

 では手ブレ補正機能あり/なしの違いを確かめてみよう。

手ブレ補正あり(左)、なし(右)

 手ブレ補正をオンにするとシャッタースピードが速くなる。しかしその分増感され、絵は荒れてくる。対してオフにするとシャッタースピードは遅くなるが、ブレなければきれいに撮れる。手ブレ補正機能は記録時間が長めとなる上、さほど効果が大きくないとはいえ、それさえ除けば、使い勝手も画質も安定したと言える。

 今回試したSH903iの写りはいかがだっただろうか。ハイエンド「SH」端末は「写真がきれいに撮れて液晶で見ても鮮やかできれい」という期待はおおむね裏切られていなかった。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.