ITmedia読者の「ワンセグ」利用シーンは?
2006年後半から需要が高まり始めた「ワンセグ」。外出先や移動時でも、携帯で手軽にテレビ番組が楽しめることがウリだが、ITmedia読者はどのような時に利用し、また、どんな番組を見ているのだろうか?
「ワンセグ対応携帯の主な利用場所は?」というお題で調査を行った今回の「+D QUICK POLL」。auの春モデルでは10機種中7機種が搭載し、ドコモの春モデルでもソニー製薄型テレビのブランド名を冠した“BRAVIAケータイ”こと「SO903iTV」が追加発表されるなど、いま最もホットな機能として注目を集めるワンセグだが、ITmedia読者はどんな時にワンセグを利用しているのだろうか?
結果は上図の通り。「外出先」が全体の45%の票を獲得して1位。次いで2位に29%の「電車などでの移動中」が入った。テレビを視聴できない外出先でも、見たい番組を逃さない点が魅力と考えるユーザーが多いようだ。
ただ、利用シーンに「自宅」を挙げた人も8%いる。布団に寝転がりながらでも視聴できる利便性を考えると、ディスプレイの大きさや美しさが増すに従い、自宅でも利用する層は増えることが予想される。
「ワンセグでよく視聴する番組ジャンルは?」という質問に対する回答の1位は「ニュース」、2位は「スポーツ」、3位は「バラエティ」となった。短い時間で情報収集できるニュースが1位になったのは必然だろうか。
野球やサッカーなど、放送時間が2時間以上になる番組も多いスポーツが2位となったのは、意外と言えば意外だ。だが、先の利用シーン調査で「電車などでの移動中」が2位になったことを考えれば納得がいく。スポーツ番組は主にゴールデンタイムに放送されることが多く、この時間は多くの社会人の帰宅時間と重なる。移動中はワンセグ、帰宅後は家庭用テレビでゆっくり、という人が多いと考えられる。
学生か社会人か? 残業があるかないか? など、個々の環境によって、利用シーンや視聴する番組のジャンルは異なる。だが総合的に見て、外出先でも家庭用テレビ代わりに、短い時間で楽しめる機能として、ワンセグは利用されているようだ。
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