スライドの操作感は?──「W51SA」:「W51SA」の“ここ”が知りたい(1)
三洋電機製の端末では、W31SA II以来のスライド端末として登場する「W51SA」。ワンセグ&横向きスタイルに各社が工夫を凝らす中、プレーンな機構を採用したスライド機構に関心が集まった。
質問:スライドの操作性は?
W51SAはシンプルなバネ式のスライド機構を採用している。
ドコモの「D903i」のようなワンプッシュオープンボタンはなく、ディスプレイを押し上げるとばねの力でシャキッと開く。閉じるときはその逆で本体を下に押し戻す仕組みだ。
この“ちょっと押す”というのがミソで、開く時も閉じる時も、スライドする動きのきっかけを与えるだけで、ばねの力でディスプレイがスライドする。なお、“ガシャッ”というような大げさな反動はほとんどなく、適度なおとなしさも備えている。はじめはその押し加減に戸惑う可能性もあるが、慣れれば極めてスムーズな操作性が得られるはずだ。
このように、動きの“きっかけ”を与えればスライドする。慣れればディスプレイ側本体の側面からの動作でも簡単に開閉できるようになるだろう。
質問:スライドと連動する機能はある?
着信時にディスプレイをスライドさせると“通話開始”、スライドを閉じると“終話”、受信メールの確認中にスライドすると“返信メール作成モード”という3つのアクションそれぞれにオン/オフが設定でき、スライドと連動した直感的な操作が行える。なお、クローズ時は操作ロックをかけることもできる。
なお、受信メールの閲覧中にディスプレイを開くと、“返信モード”に移行する機能も便利だ。
質問:不在着信や未読メールのお知らせLED、どんなふうに光る?
不在着信や未読メールの通知は、ディスプレイに「新着通知あり」というポップアップが表示され、それぞれのアイコンと件数が示される。常時ディスプレイが表にあるスライド型ボディならではのメリットだ。
また、ディスプレイ右上にある“WIN”ロゴが「お知らせランプ」としてそれぞれの機能に合わせて点滅/点灯する。
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