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タッチパネルで簡単操作──FOMAを使った「かんたんテレビ電話機」
ドコモとタムラ製作所が、カード型FOMAに対応した「かんたんテレビ電話機」を開発。タッチパネルを使った簡単操作が特徴で、高齢者でも安心して使えるという。
NTTドコモとタムラ製作所が、カード型FOMAに対応した「かんたんテレビ電話機」を開発、3月8日から法人企業向けに販売を開始する。価格は20万円前後で、介護事業者などを主なターゲットとして販売するという。
かんたんテレビ電話機は、タッチパネル対応の7インチディスプレイを搭載した据え置き型のテレビ電話機。あらかじめ登録した相手に、付属のリモコンやディスプレイ上のアイコンからワンタッチでテレビ電話を発信できる「かんたんモード」 、電話番号の直接入力や電話帳からの呼び出しでテレビ電話をかけられる「電話機モード」を備える。
安全面に配慮した機能も盛り込まれ、着信したテレビ電話に自動で応答する「自動着信機能」、電話帳に登録した相手のみの着信に対応する「電話帳登録外番号拒否機能」、暗証番号を把握しているFOMA端末のみに映像を送信する「映像送信制限機能」などの機能を利用できる。
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設定も簡単で、テレビ電話機の本体にカード型FOMAを差して電源を入れ、ディスプレイ上のアイコンの指示に従って相手の電話番号を設定すれば利用できるという。
本体のサイズは191×220×120ミリ、重さ約2.7キログラム。解像度800×480ピクセルの7インチワイドTFT液晶と130万画素CMOSカメラを装備する。リモコンはサイズが62×42×17ミリ、重さ約30グラムで、ボタン電池で稼働する。対応するFOMAカードは「P2403」(推奨)と「P2402」の2モデル。
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