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3.1インチの大画面、ワンセグ対応のヨコモーション──「F904i」

ヨコモーションが、大画面のワンセグ対応に──。富士通の「F904i」は、3.1インチのIPS液晶を搭載したワンセグ対応機。指紋認証のセキュリティも強化された。


「F904i」ボディカラーはbordeaux(ボルドー)

 ドコモの富士通製FOMA「F904i」は、折りたたみの使いやすさと横長画面の利便性を両立させる“ヨコモーション”対応のワンセグケータイ。3.1インチの大画面を搭載し、横画面のワイド表示で各種コンテンツを楽しめる。

 ヨコモーションは、ディスプレイを90度傾けると、一般的なケータイスタイルのまま、表示が横向きのユーザーインタフェースに切り替わる機構。ExcelやWordなどのビジネス文書を閲覧できるドキュメントビューワやメール、フルブラウザなどのコンテンツを横向きのワイド画面で閲覧できる。

 F904iではフルブラウザに縮小機能が用意され、縮小モードに設定すると、800×600ピクセル相当のPC向けサイトをスクロールなしに見ることが可能だ。

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 最大の特徴は、富士通端末として初めてワンセグチューナーを搭載した点だ。IPS液晶の3.1インチディスプレイは、170度の広視野角でも輝度や色の変化が少なく、複数人でもワンセグを視聴しやすいという。

 ワンセグ機能はヨコモーションと連動しており、ディスプレイ部を90度傾けると、視聴中のワンセグ画面が自動で横表示に切り替わる。横表示でワンセグを視聴中に通話が着信した場合は、縦画面にすることで応答できるようにも設定可能だ。なお、録画には非対応となっている。

 大画面を生かした機能として、メールを作成しながらワンセグを視聴できる「ながらTV」や、字幕を大きく表示する「アドバンスモード」を用意。ほかにも、環境光に合わせて明るさを自動調整する機能や、番組終了時にワンセグを自動でオフにする機能も備える。

 各種セキュリティ機能も強化された。アドレス帳のロックや各メールフォルダ単位のロックに対応するプライバシーモードは、特定の相手やグループ単位で非表示に設定できるようになり、非表示に設定した相手やグループあてにメールが届いた際には電池アイコンの変化で着信を把握できる。

 音楽機能は、Windows Media Audioに対応するとともに、定額で着うたフルが聴き放題になる「うた・ホーダイ」に対応。「Napster To Go」とうた・ホーダイの2つの定額制音楽配信サービスを利用できる。閉じた状態でもサイドキーで各種音楽機能を操作できるほか、音楽の連続再生時間は最長30時間を確保している。製品にはUSBケーブルと専用マイク付きリモコンが同梱される。

F903iX HIGH-SPEEDとF904i(左)。ダイヤルキーの左下には新たにTV起動用ボタンが(中)。F904iはカメラが背面側に移動した(右)
ワンセグ起動時の画面(左)。ワンセグ視聴時にメールが着信しても、左にワンセグを表示したままメールを確認したり返事を書いたりできる(中)。ワンセグの字幕を大きな文字で表示できる(右)
機種名 F904i
サイズ(幅×高さ×厚み) 50×108×18.1ミリ
重さ 約138グラム
連続通話時間 約190分(テレビ電話:約100分)
約200分(テレビ電話:約110分)※イルミネーションオフ時
連続待受時間 約550時間(静止時)、約400時間(移動時)
アウトカメラ AF付き有効約322万画素CMOS
インカメラ 有効約11万画素CMOS
外部メモリ microSD(最大2Gバイト、別売り)
メインディスプレイ 3.1インチ(240×432ピクセル)約26万2144色TFT液晶
サブディスプレイ 0.65インチ(96×30ピクセル)モノクロSTN液晶
ボディカラー noir(ノアール)、blanche(ブランシェ)、champagne(シャンパーニュ)、bordeaux(ボルドー)


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