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VISA TOUCHとEdyの共用リーダー/ライターを開発
三菱UFJニコスとビットワレットが提携。クレジット決済「VISA TOUCH」と、電子マネー「Edy」の両方が利用できる共用リーダー/ライターの導入を進める。
三菱UFJニコスとビットワレットは5月1日、クレジット決済「VISA TOUCH(スマートプラス)」と電子マネー「Edy」の両方が使える共用リーダー/ライターの導入を進めることで提携した。日立製作所製の端末を採用する。
VISA TOUCHとEdyは、どちらも非接触IC「FeliCa」を利用した決済方式で、カード・おサイフケータイのいずれでも利用できる。VISA TOUCHは対応クレジットカードにひも付けて後払いするのに対し、Edyは先にチャージ(入金)してから利用するようになっている。
FeliCaを利用した決済方式は複数あり、2006年ごろから2つ以上の決済方式に対応した共用リーダー/ライターの開発が進められている。プリペイド+ポストペイの共用リーダー/ライターとしては、イオン系店舗が導入しているWAON+Suica+iD対応端末(4月27日の記事参照)、三井住友カードが導入を進めているiD+Edy対応端末(4月19日の記事参照)、名古屋エリアで増えているQUICPay+Edy対応端末、関西圏で増えているPiTaPa+iD端末(4月20日の記事参照)などがある。
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