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日本語入力はどう? 待受カスタマイズは健在?──「F904i」「F904i」の“ここ”が知りたい(6)

ディスプレイを90度に回転させる“ヨコモーション”とともに、横向きを含めた使い勝手に高い評価を得る今までの“F”端末だが、F904iはどうか。特に、日本語入力と待受カスタマイズに関する質問が多く寄せられた。

ワンセグと3.1インチ回転ディスプレイが特徴の富士通製端末「F904i」。カラーはbordeaux(ボルドー)、blanche(ブランシェ)、noir(ノアール)、champagne(シャンパーニュ)の4種類

質問:日本語入力はどう?

読み予測を利用した変換候補の例。この画面では合計29もの入力候補が表示されている

 F904iは、文字入力における変換候補表示に画面のほぼ半分を割くレイアウトを採用。ワイドディスプレイと相まって、初期設定時で9行分もの候補が表示される。

 だいたい1行には3~5候補ほどは表示されるので、候補表示数はかなり多い。読み予測の変換機能を有効に利用したいユーザーには特に魅力だ。

質問:F903iのように待受画面にPIM情報などを表示できる?

 富士通製のFOMA端末における特徴的な機能の1つとして、待受画面にさまざまな情報を表示できる「待受画面カスタマイズ」がある。この機能はF904iもしっかりと継承されている。

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 表示できる情報はF903iから変わらないが、ワイドディスプレイを採用したことで、均等に表示エリアを4分割した場合も1エリアに4行もの表示が可能になった。半分を1つをエリアに、残りを4分割する“5分割表示モードも、4分割したエリアに2行ずつ表示できる。旧モデルと比べると情報量も多く、ぐっと実用性が増した印象だ。

待受に表示できる項目は旧機種のF903iと同じ。なお「メモ」は表示期限の設定もできるので、「ToDo」用としても活用できる。ちなみに、エリアを4分割した場合でもエリアあたり4行分もの表示が可能になった
5分割モードで、上からカレンダー、スケジュール、メモ、新着情報/未読メール、新着情報/不在着信を設定したところ。下半分の4分割されたエリアは2行表示に拡大されている。横向きにするとエリアあたりの表示行数は減るが、1行に表示できる文字数が増える

 ※今回の検証および確認はあくまでも開発段階の試作機によるものです。製品版では仕様が変わる可能性があることをご了承ください。


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