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ドコモの夏モデル「904i」発売開始──“N”と“SH”どちらが売れた?携帯販売ランキング(5月21日~5月27日)(2/2 ページ)

2007年夏モデルの一番乗りはドコモから。25日に発売したN904iとSH904iは何位に入ったか。auやソフトバンクモバイルの動向はどうか。6月はそんな夏モデルの登場ラッシュに沸きそうだ。

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夏モデル登場間近のau、W51SHやMEDIA SKINへの人気が高まる

 auの販売ランキングは、春商戦の売れ筋トップ3がいまだ好調。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W51S」、カシオ計算機製の「W51CA」、京セラ製の「W44K」が順当にランクインした。

 さて、auは先日5月22日に夏商戦向けの新機種を発表したばかりだが、その一部機種、W44K(今回3位)のカラーバリエーション追加モデルとなる京セラ製の薄型WIN端末「W44K II」と、簡単1X端末「A5526K」が30日から発売された。それ以外の機種も6月上旬から順次発売する予定なので、6月から7月にかけて新機種の登場ラッシュに沸きそうだ(ただし、KDDI広報部によると注目の「EXILIMケータイ W53CA」はそれらよりやや遅めになるとのこと)。

 その夏モデルに関連し、5月初旬あたりからその1つ前の春モデルが「新規1円」などの値下げ傾向にある。今回のランキングはその春モデルの中でも比較的高価だったモデル──ワンセグ搭載のau版AQUOSケータイ「W51SH」、デザイン+ワンセグ+有機ELディスプレイの「MEDIA SKIN」など──への人気が、割安感のためか高まったようだ。W51SHは前回7位から4位に、MEDIA SKINもランク圏外から10位にそれぞれ向上した。

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 蛇足だが、ユーザー投票で選ばれたMEDIA SKINの特別カラー「PASTEL BLUE」の予約受付も行われている。受付期間は5月22日10時から6月11日18時まで。価格は2万6250円(auプレミアメンバーズ会員は5250円割引)。3000台“限定”の特別カラーモデルにするか、安価な通常カラーモデルにするか、今MEDIA SKINの購入を検討している人はちょっと悩ましいところだろう。

夏モデル登場前の静けさか、ランキングはまだ穏やか

 やや大きな動きがあったドコモとauとは対照的に、ソフトバンクモバイルの販売ランキングはまだ穏やかだ。

 首位にシャープ製の薄型シンプル端末「705SH」、続いてワンセグ搭載の「911SH」、東芝製の“ほぼ全部入り”「911T」がランクインした。

 また、シャープと東芝製端末でランキングの9割を占める状況も依然変わらない。唯一、Samsung電子製の厚さ12.9ミリスライドボディ+3Gハイスピード(HSDPA)対応の「709SC」が、都内の量販店によると在庫がなくなってきたという「707SC」に変わって10位にランクインした。

 ところで707SCといえば、スワロフスキークリスタルをあしらった「707SC ハローキティ・バージョン」が本日6月1日15時にソフトバンクオンラインショップに入荷した。しかし、当日入荷分はすぐ完売してしまったそうだ。次回は6月20日の15時頃に入荷する予定とのこと。

 ソフトバンクモバイルの夏商戦向けモデルは、6月上旬発売予定と告知されている「912SH」が一番乗りとなりそうだ。912SHはワイドVGA(480×800ピクセル)表示対応の3インチディスプレイと3Mカメラ、さらに3Gハイスピードや横向き表示用UIにも対応してスペックアップしたAQUOSケータイ第3弾。現在も売れている911SH(今回2位)と同様に、このスペックであればおそらく人気モデルに成長するだろうと期待される。


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