速報

ICタグリーダー付き電子POPシステムの販促効果検証実験を実施──アットテーブル

「スマートPOPシステム」

 大日本印刷のグループ会社 アットテーブルはこのほど、食品スーパーマーケットおよび食品メーカーと協業し、ICタグ読み取り機能付きの電子POPシステム「スマートPOPシステム」を用いた商品情報提供を行い、その店頭販促効果の検証を本格的に開始すると発表した。

 スマートPOPシステムは、大日本印刷が販売するICタグを用いる電子POPシステム。POPにICタグリーダー/ライターを内蔵し、店舗の商品棚に設置した端末に消費者がICタグ付きカードをかざすことにより、商品説明やキャンペーン情報などの情報が得られる。

 今回の実証実験は、北海道 札幌市内を中心に食品スーパーマーケットを展開する北雄ラッキー(ラッキー西岡店)で、2007年7月1日まで実施。電子POP端末を設置する店舗とそうでない店舗とで、商品単品ベースにおける顧客満足度の指標 PI値を比較する。そのほか、チラシへの商品掲載やスーパーの会員に向けた携帯メールによる事前情報提供、店内でのBGMとの組み合わせなどによる売り上げ効果なども検証される。

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 アットテーブルは今回の実証実験の結果をふまえ、今後、より効果的な電子POPシステム活用方法を模索するとしている。

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