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Advanced/W-ZERO3[es]と次世代PHSをアピール――ウィルコムブースワイヤレスジャパン2007

ウィルコムブースの目玉は、ワイヤレスジャパン2007の期間中に発売日を迎えた「Advanced/W-ZERO3[es]」と最大通信速度20Mbpsを目指す次世代PHSの2つ。さらに音声端末の夏モデルも用意された。


ウィルコムブース

 ワイヤレスジャパン2007のウィルコムブースでは、開催期間中に発売日を迎えた「Advanced/W-ZERO3[es]」のタッチ&トライコーナーを設置。用意された端末は20台で、少ない待ち時間で話題のスマートフォンを試すことができた。また、ワンセグチューナーやBluetoothアダプタ、GPSレシーバーなどの周辺機器も用意された。

 ステージでは、Advanced/W-ZERO3[es]の紹介やスマートフォン活用のプレゼンテーションが行われたが、毎回立ち見が出る超満員となり、W-ZERO3シリーズの人気の高さをうかがわせた。

タッチ&トライコーナーに用意されたAdvanced/W-ZERO3[es]は20台
ワンセグチューナーやGPSレシーバー、Bluetoothアダプタ、ボディージャケットなどの周辺機器も展示
Advanced/W-ZERO3[es]用のRFIDスマートリーダ/ライタや、W-ZERO3を使った電子POPソリューション「W-ZERO3 for Spot Media」など法人向けの機器もあった

次世代PHSのデモ

 ウィルコムブースのもう1つの目玉が、最大通信速度20Mbpsという次世代PHSのデモだった。4月に行われたWILLCOM FORUM & EXPO 2007では、三洋電機製の試作機でのデモが行われたが、今回は京セラ製の試作機を展示。受信レベルが変動するフェージングを仮想的に作り出し、移動時でも安定した高速通信を行えるシミュレーションを披露した。

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 そのほか、夏モデルとして登場した東芝製の「WX320T」や京セラ製「WX320K」とケーイーエス製「9(nine)」の新色モデル、限定生産の9(nine)FCバルセロナモデルなどを展示。今年春から開始した「W-OAM typeG」に対応するネットインデックス製のPCカード端末「AX530IN」のデモも行われていた。

京セラ製の次世代PHS試作基地局と端末。フェージングシミュレータにより、移動時の送受信環境を再現
音声端末の新モデルも展示
限定生産品の「9(nine) FCバルセロナモデル」。FCバルセロナのチームカラーをボディカラーに採用し、クラブのエンブレムを使った壁紙や、応援歌を使った着信音をプリセット
会場の「AX530IN」は、コンスタントに400kbps台後半を出していた

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