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愛から海まで──歴代「ケータイ刑事」が使ってきた携帯は懐かしのFOMAも登場

ケータイ世代の女子高生が、なみはずれた頭脳で難事件を解決──。こんな設定で人気を博しているのが刑事ドラマ「ケータイ刑事」シリーズだ。10月から始まるセカンドシリーズの概要と歴代刑事たちのケータイを紹介しよう。

 ケータイ世代の女子高生(もしくは中学生)が、IQ180というなみはずれた頭脳を駆使して難事件を解決──。それがコメディテイストの刑事ドラマ「ケータイ刑事」シリーズだ。この7月から放映開始された「ケータイ刑事 銭形海」のセカンドシリーズが、いよいよ10月6日から始まる。

 ケータイ刑事シリーズは、BS-iで2002年から約5年続くドラマシリーズで、最新作は「ケータイ刑事 銭形海」。警視総監を祖父に持つ銭形家次女の海(かい)は、一見普通の高校生だが、祖父から特命を受けると現職刑事と一緒に現場に向かい、さまざまな難事件を解決していく。犯人やトリックを暴くことをメインストーリーとしながら、パロディやコメディも織り交ぜた、1話完結型の刑事ドラマだ。

 このシリーズでは、初代ケータイ刑事の「愛」を演じた宮崎あおい、「舞」の堀北真希など歴代の主役が出演後にことごとくブレイクしているのが特徴。今作の「海」を演じる大政絢も、7月には「ケータイ刑事」シリーズ初の舞台をこなすなど今後の活躍が期待されている。

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 10月から始まるセカンドシリーズでは、初代「銭形愛」から2004年に放映された「銭形零」まで主人公の相棒として活躍した、山下真司扮する「五代刑事」が復活。撮影は8月下旬から始まったばかりだが、「大政とのコンビネーションは絶妙」(山下真司)だという。

セカンドシーズンで復活した山下真司扮する五代刑事と、銭形海を演じる大政絢

ケータイ刑事はFOMAがお好き?──黎明期にもFOMA

 ケータイは劇中のキーアイテムとなっており、初代「銭形愛」以来、NTTドコモが番組をスポンサードしている。歴代ケータイ刑事は、その時々の最新FOMAを使用。愛や舞の頃にはP2101Vをはじめ、“女子高生が持つのはちょっと……”と思うくらい大柄な黎明期のFOMA端末を使っている。

 4月から始まった「銭形海」では、主人公の海を演じる大政絢が「F904i」のボルドーを使用。また、各シリーズの放映時期にはドコモのWebサイト内の「テレビドラマ使用ケータイ」で、登場人物の使用機種を紹介している。

歴代「ケータイ刑事」の携帯電話
主演 シリーズ名 使用機種 放送期間
宮崎あおい 銭形愛 P2101VT2101Vほか 2002年10月~2003年3月
堀北真希 銭形舞 F2102VSO505iほか 2003年10月~12月
黒川芽以 銭形泪 F2102VP900iほか 2004年1月~9月
夏帆 銭形零 F900iCSH901iCほか 2004年10月~2005年3月
小出早織 銭形雷 SH902iSH902iSほか 2006年1月~9月
大政絢 銭形海 F904i 2007年4月~(現在放送中)



「ケータイ刑事 銭形海」セカンドシリーズ第1話1「スニーカー、復活!~エリーゼのためにならない殺人事件」は10月6日23時からBS-iで放映


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