ドコモ、「M1000」用IMとバックアップサービスを終了
NTTドコモは、「M1000」用に提供していたオンラインバックアップサービスと、インスタントメッセージングサービスを2008年6月に終了する。
NTTドコモは11月9日、米Motorola製スマートフォン「M1000」向けに提供している「データバックアップ for M1000」と「mopera U Messenger」を、2008年前半に終了すると発表した。
ともに2008年1月7日にソフトのダウンロードを停止し、2008年6月30日にサービスを終了する。利用者の減少によりサービスの維持が困難になったことが理由だという。ただし、そのほかのM1000用ドコモ提供アプリについては、当面提供を続ける予定だ。
データバックアップ for M1000は、端末内にある電話帳/スケジュール/ToDo/メモ帳などのデータを、ドコモのmopera U上サーバで保管するバックアップサービス。ドコモでは、サービス終了までにサーバ上のデータを端末に復元し、ソフトをアンインストールするようアナウンスしている。
サービス終了後に手動、あるいは自動設定状態でサーバとの同期を試みても、エラーが発生し接続はできない。ただし、その場合でも通信料が発生するため注意が必要だ。
なお端末からソフトを削除しても、サーバ上のデータは削除されない。別途、PCからデータバックアップ for M1000のバックアップサイトにログインして、アカウント情報を削除する必要がある。なお、サービス終了後にサーバ上に残った情報についてはドコモが消去する。
mopera U メッセンジャーは、ソフトをインストールしたM1000同士でインスタントメッセージングが行えるサービス。サービス終了後にアクセスを試みても、エラーが発生し終了する。また、その場合でも通信料が発生してしまうため、ドコモは端末からのアンインストールを推奨している。
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