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総務大臣、KDDI陣営とウィルコムに2.5GHz帯の認定書
総務省は12月21日、2.5GHz帯を利用する広帯域移動無線システムの業務免許を取得した、KDDIを中心とするワイヤレスブロードバンド企画とウィルコムに認定書を手渡した。
総務省は12月21日、2.5GHz帯を利用する広帯域移動無線システムの業務免許を取得した、KDDIを中心とするワイヤレスブロードバンド企画とウィルコムに認定書を手渡した。
免許を取得したことで、ワイヤレスブロードバンド企画はモバイルWiMAX方式、ウィルコムは次世代PHS方式により、移動体向けの定額データ通信サービスを提供する計画だ。
2.5GHz帯を巡っては、アッカ・ネットワークスとドコモを中心とするアッカ・ワイヤレスとソフトバンクとイー・アクセスを中心とするオープンワイヤレスネットワークも申請をしていたが、認定は得られなかった。
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2.5GHz帯を利用する高速移動通信の事業免許を取得するのがKDDIとウィルコムに決まったことを受け、ソフトバンク/イー・アクセス連合のオープンワイヤレスネットワークがコメントを発表した。たった2行のコメントに無念さがにじむ。WiMAX事業はKDDIのMVNOとして展開――アッカ・ネットワークス
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アッカ・ワイヤレスへの出資で2.5GHz帯を利用したWiMAX事業への参入を目指していたNTTドコモだが、免許はKDDIとウィルコムが取得することになった。ドコモは引き続きWiMAX事業を検討するとしているが、企画会社への出資は精算するという。
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