調査リポート
20代・30代に人気の着信音は
アイシェアが20代から30代を対象とした着信音に関する意識調査を実施。着信音として人気が高いのは環境音や企業CMのジングルで、違法着信音の利用については約16%が“経験あり”と回答している。
アイシェアは2月22日、20代から30代の着信メロディ、着うたダウンロード経験者を対象に着信音に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。調査は2月5日から7日まで、無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に行ったもので、有効回答数は352名。
同調査によれば、20代から30代の21.3%が、「環境音、ノイズサウンド」を着信音設定していると回答。逆に人気がない着信音は「お笑い系」で1.7%だった。
企業CMで利用されたジングルや、企業サイトで提供している着信メロディのダウンロード経験があるユーザーは47.7%で、そのうちの47.0%が企業のWebページからダウンロードしていることが分かった。実際にダウンロードした着信音について自由回答形式で聞いたところ、アメリカンホームダイレクトのジングルにあたるサウンド、アフラックのアヒルの歌や損保ジャパンなどなど、保険会社の着信メロディが目立ったという。
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なお、回答者のうち16.1%が、著作権に抵触しているサイトからダウンロードした経験があると回答している。そのうちの28.1%は、違法サイトということを知らずにダウンロードしているが、71.9%は違法性を理解しながらも、利便性、無料などを理由に利用していることが分かった。
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