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中高生向け「KDDIケータイ教室」を開始――ケータイ利用で“加害者”になることも説明
KDDIは、主に小学生を対象に行っている「KDDIケータイ教室」を、2008年度からは中学生・高校生にも拡大すると発表した。
KDDIは3月4日、現在小学生向けに行っている「KDDIケータイ教室」の対象を中学校、高等学校まで拡大し、同日から参加募集の受付を開始した。
KDDIケータイ教室は同社の社会的責任(CSR)活動の一環として、携帯電話の安全な使い方や使用上のルールやマナーを学習する機会として、2006年3月から全国の小学生を対象に開催してきた。
KDDIは教室の対象を中学校・高校まで拡大した理由について、携帯電話の普及が中高生まで広がって利用のすそ野が広がり、青少年が携帯電話でコミュニケーションを広げる機会が増えたためとしている。
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教室の内容は小学生向け、中高生向けでは異なっており、中高生向けには携帯電話でやりとりする情報の取扱いや、トラブルに巻き込まれて被害者となる場合、また加害者となる場合の両面についても説明する。
教室の概要 | ||
---|---|---|
対象 | 小学生向け | 中学生・高校生向け |
主催 | 財団法人KDDI共済会 | KDDI株式会社 |
受講対象者 | 小学生 (高学年が主な対象だが、低学年でも参加できる内容) |
中学校・高等学校・特別支援学校等の生徒 |
授業概要 | 携帯電話を安全・安心に使用するためのルールとマナー、ならびに防犯や安全に役立つ使用方法を、クイズなどを通じて説明。 | 携帯電話を安全・安心に利用するためのルールとマナー、特に受信・発信する情報の取扱いについて、被害者となる場合、加害者となる場合の両面から説明。 |
会場 | 学校内(教室のほか、体育館などでも開催可能) | |
講師 | KDDIケータイ教室事務局より派遣 | KDDIケータイ教室事務局より派遣(KDDIグループ社員も講師として参加) |
講座時間 | 45分 | 50分 |
参加可能人数 | 30~100名程度 (クラス・学年単位どちらでも開催可能) |
30~500名程度 (クラス・学年単位どちらでも開催可能) |
費用 | 無料(教材・講師の派遣費用とも無料) |
2008年度KDDIケータイ教室の募集期間は3月4日から2009年2月28日まで。開催期間は4月1日から2009年3月31日まで。応募は、KDDIケータイ教室紹介ページにある専用申込用紙に必要事項を記入の上、KDDIケータイ教室事務局までFAXで申し込む。
またKDDIでは、学校からの要望に応じてKDDIケータイ教室で配布する携帯電話のルール・マナー冊子(小学生向け、中高生向けの2種類)も、無料で送付している。
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