MVNOで参入した「ディズニー・モバイル」の認知度は
ネットエイジアが、MVNOで携帯電話事業に参入したディズニー・モバイルに関する意識調査の結果を発表。サービスの開始については約半数が“知っている”と回答し、限定コンテンツに魅力を感じているユーザーが多い。
ネットエイジアは3月28日、ディズニー・モバイルに関する意識調査の結果を発表した。調査は3月18日から同20日まで、16歳から22歳までの学生ケータイユーザーを対象に行ったもので、回答サンプル数は381名。
同調査によれば、ディズニー・モバイルのサービスが開始されていることを「知っていた」人は48.8%。属性別に見ると、男子高校生と男子大学生・専門学生では「知っていた」が45.7%、女子高生では48.2%、女子大学生・専門学生が57.8%で、女性の認知度が高くなっている。
ディズニー・モバイルのTVCMを「見たことがある」という回答は38.1%、「見たことがあるような気がする」が23.4%、「見たことがない」が38.6%となった。見たことがある人に、「親しみがわく」「興味がわく」「ケータイのCMだとすぐわかる」「キャラクターがかわいい」「出演者が印象に残る」「CMソングが印象に残る」「ディズニー・モバイルという名称が印象に残る」という7項目について、「そう思う」から「そう思わない」までの5段階評価で聞いたところ、「そう思う」「ややそう思う」の合計値が高かったのは「キャラクターがかわいい」の78.6%、「興味がわく」の72.5%、「CMソングが印象に残る」の67.6%だった。
なお、CMに出演しているヒラリー・ダフについては、CMを見る前から「知っていた」回答者は22.8%、「今も知らない」が45.5%となっている。
ディズニー・モバイルに魅力を感じるかどうかについては、「魅力を感じる」「どちらかといえば魅力を感じる」と回答した比率は、女子高生で46.5%、女子大学生・専門学生で39.8%。魅力を感じる理由を自由回答で聞いたところ、「ディズニー・モバイルだけで楽しめる限定コンテンツが搭載されている」「ディズニーキャラクターが好き」といった回答が多かった。なお、男子高生で37.3%、男子大学生・専門学生でも26.1%が「魅力を感じる」「どちらかといえば魅力を感じる」と回答しており、男子学生でのニーズもありそうだという。
これまでにケータイで利用したことのあるディズニー関連のコンテンツは、「待受画面」が49.1%で最多となり、次いで「デコメール/メール」が27.3%、「着信メロディ/カラオケ」が20.7%と並んだ。「利用したことのあるものはない」という回答は39.6%で、6割の回答者はコンテンツの利用経験があることが分かった。
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