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ケータイキャリア4社、既存ユーザーのフィルタ適用時期を見直し――総務省の要請を受けて

ケータイキャリア4社は4月25日の総務省からの要請を受け、既存ユーザーに対するフィルタリングサービスの適用時期を見直すと発表した。また、利用者が主体的にフィルタリングの方式を選べるようにする仕組みについても検討を進める。

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムのケータイキャリア4社は、4月25日の総務省から要請を受けて、フィルタリングサービスの改善を図ると発表した。

 4キャリアは2007年12月の総務省からの要請を受け、新規ユーザーに対するフィルタリングの導入について原則義務化するなどの施策を行っている。4キャリアは6月以降順次、既存ユーザーについても意思確認の徹底を図るとしていたが、今回の改善要請を踏まえてサービスを見直すとともに、ユーザーの周知を徹底させるために実施時期を見直すこととした。フィルタリングの方式についても、利用者が主体的にフィルタリングの方式を選べる仕組みを検討するという。

 なお、新規参入キャリアのイー・モバイルは、4月30日からブラックリスト方式のフィルタリングサービスを開始し、20歳未満のユーザーには原則適用する。

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