ニュース
イー・モバイル、EMnetのフィルタリングを開始──4月30日から
イー・モバイルは4月30日から、未成年者の不適切なネットアクセスを制限するフィルタリングサービス「Webアクセス制限」を開始する。ブラックリスト方式を採用し、20歳未満のユーザーには原則適用となる。
イー・モバイルが4月30日から、スマートフォン「EMONSTER(S11HT)」や「H11T」で利用可能なネット接続サービスEMnetのフィルタリングサービス「Webアクセス制限」を開始する。EMnet(月額315円)の申し込みが必要になるが、月額料金は無料。
Webアクセス制限は、未成年者にとって不適切なサイトへのアクセスを制限するサービスで、20歳未満の契約者には、親権者などの意思表示がない場合原則適用される。アクセス制限はブラックリスト方式で、ネットスターが提供するURLデータベースに登録されているサイトへのアクセスを制限する。対象となるカテゴリは不法、主張、アダルト、セキュリティ、ギャンブル、出会い、グロテスク、オカルト、コミュニケーション、ライフスタイル、宗教、政治活動・政党、成人嗜好。
なお3月28日の音声サービス開始から4月30日までに契約した20歳未満のユーザーには、個別にWebアクセス制限利用について案内をして、順次対応していく。
関連記事
- イー・モバイルの音声端末、ブラックリスト型フィルタリング導入
イー・モバイルは、28日から開始する音声サービス対応端末向けに「Webアクセス制限」「絵文字変換」「故障安心サービス」といった各種オプションを開始する。青少年向けフィルタリングは「ブラックリスト」方式を導入する。 - 「ホワイトリストは、盆栽の庭」――ソフトバンクはブラックリストをメインに
未成年が携帯を通じて事件に巻き込まれるのを防ぐ目的で、ケータイキャリア各社がフィルタリングの義務化を進めている。ソフトバンクの孫社長は、フィルタリングについてもインターネット思想を貫くとし、ブラックリスト方式をメインにするという。 - 総務省が「ブラックリスト」方式求める 携帯フィルタリング
- 「まぢわかんない」「悪い大人を取り締まって」――携帯フィルタリングに未成年者の反応は
- 「あまりに急」「検閲では」――携帯フィルタリングに事業者から不満続出
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.