レビュー
写真で解説する「PRADA Phone by LG」(2/2 ページ)
“プラダケータイ”が日本でも発売。3インチの全面フルタッチスクリーンと洗練されたデザインが特徴の「PRADA Phone by LG」は、その世界観をまったく崩さず、国内携帯ユーザーのニーズをうまく取り入れた、いい意味で“ドコモ仕様”に沿った端末に仕上がっていた。
PRADA Phone by LGは、PRADAロゴ入り革ケースとクロス、伸縮式のスタイラスペン(ストラップホールに装着可能)が付属する。iモードやiモードメール、iアプリ、Music&Videoチャネル、iチャネルなどドコモ端末ならではの機能に加え、予測変換機能付きの日本語入力システムや高速通信のHSDPA(FOMAハイスピード/最大7.2Mbps)、音楽/動画プレーヤー、フルブラウザ、着うたフル、デコメール、デコメ絵文字、ドキュメントビューアなど、昨今の国内メーカー製携帯に備わる機能もそつなく普通に備える(ワンセグやFeliCaは備わらないが、この際、これら機能よりPRADA Phoneの世界観に惹かれるユーザーに向くだろう)。予想以上に国内携帯ユーザーのニーズを考察し、要所でかなりよく練られてできている──ことに驚かされた。
なお、ドコモ端末なのでSIMロックはかけられている。発売は2008年6月を予定。全国のドコモ端末販売店で販売される。価格は今回の発表会ではまだ明言されなかったが、他国市場向けKE850の発売時価格の600ユーロ(日本円換算で約9万6000円 2008年5月初旬現在)を勘案し、日本版の価格もそれほど大きくは変わらないと予想される。
- →写真で解説する「PRADA Phone by LG」(ソフトウェア編)
- →日本のユーザーが満足できる端末に──「PRADA Phone by LG」が目指したもの
- →LGの「プラダケータイ」日本上陸――ドコモが6月に発売
- →動画で見る「PRADA Phone by LG」
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「PRADA Phone by LG L852i」の主な仕様 | |
---|---|
機種名 | PRADA Phone by LG L852i (L852i) |
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) | 54×101×12.7ミリ |
重量 | 約92グラム |
通信方式 | FOMA(800M/2100MHz) 7.2Mbps HSDPA対応 |
連続通話時間 | 約140分 |
連続待受時間 | 約350時間 |
ディスプレイ | ワイドQVGA(240×400ピクセル) 3インチタッチパネル液晶(震えてタッチ感を与えるフィードバック機能あり) |
アウトカメラ | 2MピクセルCMOS、Schneider Kreuznach(シュナイダー・クロイツナッハ)認定レンズ搭載、最大デジタル2倍ズーム |
インカメラ | ○(テレビ電話可能) |
外部メモリ | microSD |
内蔵メモリ | SDRAM1Gバイト/フラッシュメモリ2Gバイト |
主な機能 | iモード、フルブラウザ、iモーション(MPEG-4/H.263 30fpsまでの動画再生対応)、Music&Videoチャネル、3G国際ローミング(WORLD WING)、着うた/着うたフル、SD-Audio、ミュージックプレーヤー(AAC、AAC+)、ドキュメントビューワ(テキスト、Word、Excel、PowerPoint)ほか |
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