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とんがったコンセプトに対し、“妙にカジュアル”だったカメラ機能──「インターネットマシン 922SH」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

“ケータイ”ながら、QWERTYキーボードと横開きスタイルを採用する「インターネットマシン 922SH」。カメラはパンフォーカスの200万画素とスタンダードな仕様だが、こちらも“インターネットマシン”しているだろうか。その写りと使い勝手、新しいカメラ機能を試した。

 続いて再生機能を見てみよう。

 3.5インチフルワイドの大画面ディスプレイを活用し、左側にフォルダ、右側にサムネイルという表示スタイルを採用。これ、なかなかよいのだ。

データフォルダを開く。大きくワイドな画面なので、左にフォルダ、右にその中味という表示ができる。その使い勝手はなかなかよい(左)。ワイドサイズで撮った写真を表示。このサイズで見るとかなりの迫力だ

 再生時のお遊び的な「画像加工」機能、これもなかなか楽しめる。この手のお遊び機能は撮影画像サイズに制限がある(加工できるのはVGAサイズ以下、など)ことも多いが、インターネットマシン 922SHはフルサイズで撮った写真でもOKだ。ただし、保存はVGAサイズに縮小される。

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 加工はフレーム、文字、スタンプ、レタッチ、フェイスアレンジなどがあり、表情を変えたりヒゲを付けたり(顔抽出機能がうまく働けば、自動的に顔を検知してそれに合わせてくれる)などのアレンジも行える。


再生機能にある「画像加工」。これが妙に充実していて遊べる。リサイズや回転、フレーム以外にも文字のペースト、レタッチ、フェイスアレンジなど多数の機能がある
サムネイル画像がやや小さいなと思ったら、その下に加工済みのプレビューを表示させるためだった(左)。フェイスアレンジの内容も非常に充実。これは「伯爵ヒゲ」でアレンジした例。人の正面顔だともっとおもしろく加工できるだろう(右)
1枚の写真に対し、保存しなくても次々とエフェクトをかけていけるのがおもしろい

完成したのがこちら

 では、普通の作例も見ていこう。

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