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「WILLCOM D4」の発売は“7月中旬”に延期――予約開始時期は未定
ウィルコムが、シャープ製のW-SIM内蔵UMPC「D4」の発売時期変更を発表した。当初の6月中旬から、7月中旬発売へと延期される。
ウィルコムは5月22日、Windows VistaとCentrino Atomを搭載したシャープ製ウルトラモバイルPC(UMPC)「WILLCOM D4」の発売延期を発表した。
当初は、5月下旬にも予約を開始し6月中旬に発売するとしていたが、「新しいモバイルコミュニケーション体験を万全の体制で提供するため」(ウィルコム)に7月中旬の発売予定へと変更された。予約開始の時期についても、詳細が決まり次第発表するという。
WILLCOM D4は、5インチのワイドTFT液晶(1024×600ピクセル)をメインディスプレイに採用し、スライド式のQWERTYキーボードを備えたW-SIM内蔵のUMPC。キーボードを収納したViewスタイル、スライドを開いたInputスタイル、画面をチルトさせたDeskスタイルの3Wayスタイルで利用できる。
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PHS・無線LAN通信のほか、付属するヘッドセットや、オプションのBluetooth対応ワイヤレスハンドセットを利用して通話も行える。CPUにインテル製のAtom(Z520/1.33GHz)を搭載し、1Gバイトのメインメモリと約40Gバイトの1.8インチHDDを内蔵する。カメラは約2Mピクセル(198万画素)CMOSで外部メモリにはmicroSDメモリーカードを用意した。
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