写真で解説する“タフネスケータイ”「G'zOne W62CA」
カシオ計算機製の「G'zOne W62CA」は、その名のとおり、防水&耐衝撃性能を持ったタフネスケータイ「G'zOne」シリーズの最新作。前作の「G'zOne W42CA」から丸2年。ファン待望のG'zOne最新作は、Run&WalkやBluetoothといったauの最新サービスに対応し、デザインもスリムに、そしてスタイリッシュに進化している。
無骨なまでのディテールに、本格的な防水&耐衝撃性能を持った「G'zOne」シリーズの最新作が、今回の夏モデルのラインアップの一台として約2年ぶりに登場した。それがカシオ計算機製の「G'zOne W62CA」だ。
- →写真で解説する“タフネスケータイ”「G'zOne W62CA」(ソフトウェア編)
- →タフネスケータイ「G'zOne」がスリム&スタイリッシュに進化──「G'zOne W62CA」
- →外装フルチェンジ、スポーツストレート、新G'zOne、フルワイドVGA、Bluetoothなど12機種──auの2008年夏モデル
歴代「G'zOne」シリーズが脈々と受け継いできた、IPX5/IPX7の防水性能と耐衝撃性能を備えながら、W62CAは厚さ19.9ミリというスリムなフォルムに変身。「SLEEK TOUGH」をコンセプトに、スマートかつ堅牢感のある多面体のスタイリングをまとう「スリークリジッドフォーム」デザインに進化しているのが特徴だ。前作「G'zOne W42CA」が厚さ29ミリという“ゴロン”とした形状だったのに対して、W62CAはワンセグ、FeliCaなども搭載しながら厚さ19.9ミリと、防水端末ながらもスリムなボディを実現している。
もちろん各部のディテールには「G'zOne」シリーズならではの、堅牢感あふれるデザインが施されていて、スリムになってもタフネスの世界観は健在だ。ディスプレイ側ケースの上下端には本体と一体化したエラストマー素材のバンパーを、ダイヤルキー側ケースの上下端にはウレタン素材のバンパーを装備して落下時の衝撃を吸収する。
バッテリーカバーはW61CAなどと同じような柔らかい素材だが、W62CAはさらにスクリューバッテリーロックを装備。背面の有効197万画素カメラの周囲は金属製パーツをあしらい、サイドキーには滑り止めのローレット(綾目)加工を施した金属を表現するなど、全体的に堅牢感を強調するデザインとなっている。
これまで、歴代のG'zOneシリーズでは、共通して時計のベゼルをイメージした丸いリングをモチーフにしたデザインを採用していた。カシオ計算機の代表的な製品であるG-SHOCKをモチーフにしてスタートしたG'zOneは、このデザインをメインディスプレイ周囲に、また、折りたたみタイプになって以降はサブディスプレイ周囲に採用してきた。しかしW62CAではこの伝統的なデザインを刷新。サブディスプレイに電子ペーパーを採用して、シャープでスマートなデザインとした。
カラーバリエーションはスパークリンググリーン、バーンドブラック、フローズンホワイトの3色。プロモーションカラーであるスパークリンググリーンは、G'zOneシリーズを象徴するメタリックグリーンを採用する機種。この系統の色は、折りたたみの1X端末として登場した「G'zOne Type-R」のグリーンフラッグ以来の採用となった。またG'zOneシリーズの中では珍しい、ダイヤルキー部分も含めほぼ全体が白いホワイトは、C311CAのホワイト以来の登場となる。
塗装は色味によって触感が異なり、スパークリンググリーンは輝度の高い艶あり仕上げ。バーンドブラックはスペースシャトルの焼け付いた耐熱パネルのようなイメージのソフトフィール仕上げ。そしてフローズンホワイトはエラストマー素材のバンパー側を光沢のある白で塗装し、カバーパネルをアルミ風のシルバーに仕上げてある。
ダイヤルキーのフォントとキー照光色も、本体色によって異なっている。ブラックとグリーンはフォントそのものが光り、ホワイトはキー全面がほのかに光るようになっている。また、バーンドブラックのみ、カメラ周囲のリングがメタリックレッドとなっているのも特徴だ。
メインディスプレイは2.7インチワイドQVGA(240×400ピクセル)のIPS液晶。カメラは撮影補助用ライト付き有効画素数197万画素を採用した。EZ FeliCaにも対応し、そのタッチ部はサブディスプレイ脇に設けられている。
G'zOne W62CAはモーションセンサーを内蔵し、au Smart Sports Run & Walkの「カロリーカウンター」「BEAT RUN」に対応。また、ワンセグやBluetooth、EZ FeliCa、auガジェットなど、最新のサービスにフルに対応。「G'zOne」シリーズのファンが待ち望んだ、フルスペックのタフネスケータイに仕上がっている。
関連キーワード
G's one W62CA | au | GPS | モーションセンサー | 防水 | au one ガジェット | Bluetooth | カシオ計算機 | FeliCa
関連記事
- 「G'zOne W62CA」最新記事一覧
- 「W61CA」最新記事一覧
タフネスケータイ「G'zOne」がスリム&スタイリッシュに進化──「G'zOne W62CA」
カシオ計算機製の「W62CA」は、防水&耐衝撃性能を持ったタフネスケータイ「G'zOne」シリーズの最新作。伝統の“こだわり”を継承しながら、 au Smart SportsやBluetoothに対応するなど、最新スペックをキャッチアップして、スリムかつスタイリッシュに進化した。外装フルチェンジ、スポーツストレート、新G'zOne、フルワイドVGA、Bluetoothなど12機種──auの2008年夏モデル
KDDIが2008年au夏モデル12機種を発表。人気のWoooケータイやG'zOneの新モデルに加え、外装やダイヤルキーも着せ替えできる“フルチェンケータイ”、au Smart Sports完全対応の極小ストレート型スポーティケータイ、見やすさや使いやすさを工夫したスタンダード・簡単ケータイなどが登場する。タフネスケータイ「G'zOne」がWINに進化──「G'zOne W42CA」
G'zOneシリーズがついにWINに昇華した。LISMOやHello Messengerなど、トレンドスペックを搭載し、もう一つのカシオ製端末の顔としてのデビューだ。写真で解説する「G'zOne W42CA」
「G'zOne Type-R」ファン待望のWIN版として登場した「G'zOne W42CA」。Type-Rのいかにも“タフ”な印象とは少々趣向が変わって、より洗練された印象を受ける。5Mカメラとワンセグを防水ボディに搭載、“ペンギン”も満載──「W61CA」
2007年夏モデル以来となるカシオ計算機製のWIN端末「W61CA」は、515万画素のAF・手ブレ補正付きカメラとワンセグをIPX5/IPX7の防水性能を備えたボディに搭載したモデル。人気の“アデリーペンギン”にはカラー版のコンテンツも登場した。写真で解説する「W61CA」
2007年秋冬モデルではラインアップに姿がなかったカシオ計算機製のau端末だが、2008年春モデルでは、2007年夏モデルの「W52CA」と「EXILIMケータイ W53CA」の特徴をミックスした、ウォータープルーフケータイ「W61CA」を投入した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.