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用途に合わせてデータ定額料金をカスタマイズ――日本通信、FOMA網利用の法人向けサービス開始

日本通信は8月28日から、ドコモのFOMA網を利用した法人向けPCデータ定額サービス「I・Care3G」(アイ・ケア3G)を提供開始する。企業によって用途や必要なアプリ、データ通信料が異なることに着目し、各企業に最適化したデータ通信サービスを提案する。

「I・Care3G」向け端末。b-mobile3G向けに提供している端末とは異なり、microSDスロットは非搭載

 日本通信は8月28日から、ドコモのFOMA網を利用した法人向けPCデータ定額サービス「I・Care3G」(アイ・ケア3G)を提供開始する。

 I・Care3Gは、同社が法人向けに提案する「ジャスト・フィット定額料金」を採用したPCデータ定額サービス。企業によってモバイル・データ通信の使い方や使用するアプリケーションが異なる点に着目し、各企業に最適化した定額料金を提案する。

 定額料金は、企業の用途に合わせてカスタマイズする形になり、同社では目安として(1)フィールドサービスエンジニアがスマートフォンから社内システムにアクセスし、部品の在庫確認や発注、作業報告に利用する企業の場合で月額2300円 (2)営業担当者がノートPCで企業メールを送受信したり、社内システムから営業日報を入力するのに利用する企業の場合で月額2900円 といった例を紹介している。

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 なお、日本通信では、I・Care3Gのサービス開始に合わせてUSB型3G高速モバイル通信端末を投入する。この端末は、同社がb-mobile3G向けに提供している端末とは異なり、microSDスロットは非搭載となる。

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