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iPhone 3G、じわじわランクダウン──一方、各キャリアの“らくらく”系は需要増の兆し:携帯販売ランキング(8月11日~8月17日)(1/3 ページ)
今回のランキングはお盆休み期間の集計だったが、各キャリアとも大きな変動はなかった。この中で順位を上げたのが「簡単操作」を特徴にしたユニバーサル端末で、帰省時の“親向け”需要が高まったようだ。一方、iPhone 3Gはキャリア総合ランキングでじわじわ順位を下げてきている。
「らくらくホンV」、7位に浮上──ランキングは停滞期へ
ドコモ端末は2008年夏モデルをほぼ投入し終え、夏のボーナス商戦のピークも過ぎたため、大きな変動がなくなっている。
首位は前回と変わらずパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P906i」が獲得し、連続首位記録を「12」に伸ばした。P906iは、キャリア総合ランキングでも7月第2週に「iPhone 3G」に首位を奪われた以外は首位を維持。夏モデルの中でもっとも売れたと言って差し支えない機種に成長したといえる。
続いて2位にNEC製の「N906iμ」(前回3位)、3位にシャープ製の「SH906i」(前回2位)、4位にNEC製の「N706i」、5位にパナソニック モバイル製の「P706iμ」が入った。上位ではN906iμとSH906iの人気が拮抗しており、ここ最近、抜きつ抜かれつの争いを演じている。
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今回順位を上げた端末は、7位の「らくらくホンV」と10位の「SH906iTV」(前回11位)。今回は夏商戦がほぼ終わり、かつお盆休みの週だったが、らくらくホンVは帰省時の“親用”などとして特にニーズが高まったようだ。らくらくホンシリーズは、商戦期が過ぎて売れ行きが落ち着いてくる主力機種とは異なり、9月の敬老の日に向けてさらに需要が高まってくるだろう。
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