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より多くの情報をQRコードで――デンソーウェーブ、「iQRコード」を開発

 デンソーウェーブは9月9日、従来のQRコードを進化させた新たな2次元コード「iQRコード」を開発したと発表した。

 iQRコードは情報の表現密度を高めた2次元コードで、QRコードと同じスペースにより多くの情報を格納でき、従来と同じ情報量なら、より小さなスペースに印字できる。マイクロQRコードの11×11セルより小さい9×9セル構成のコードや、縦横のセル数が異なる長方形のコードも生成でき、従来のQRコードやマイクロQRコードでは印字が難しかった極小部品や帳票の端、円柱面など特殊な形状のものに印字できる。

 iQRコードの仕様はJISまたはISOに規格化提案する予定で、QRコードと同様に一般公開し、制限なく利用可能にするという。プリンタメーカーやレーザマーカーメーカーに対しては2009年1月以降ライセンス供与を開始し、iQRコードに対応した製品は随時発売される予定だ。

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 デンソーウェーブは、9月10日から同12日まで東京ビッグサイトで開催される「第10回自動認識総合展」の同社ブースにiQRコードを出品する。

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