20代ユーザーの約4割が「シンプル携帯に注目」
アイシェアが“多機能ケータイとシンプルケータイ”に関する意識調査の結果を発表。約6割が多機能ケータイに注目すると回答する一方、シンプルケータイに注目するという20代ユーザーも約4割に達した。
アイシェアは9月25日、「多機能携帯とシンプル携帯に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月27日から29日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は801人。
同調査によれば、スマートフォンや多機能携帯とシンプル携帯を比較した場合、スマートフォンや多機能携帯に注目すると回答した“多機能携帯派”が58.2%、シンプル携帯に注目すると回答した“シンプル携帯派”が41.8%となった。男女別では、男性の多機能携帯派は63.1%とシンプル派を上回ったが、女性は多機能携帯派が52.3%、シンプル携帯派が47.7%と、両者の差は小さかった。年代別に見ると多機能派は若い世代ほど多いが、その差は6ポイント程度で、20代のシンプル派も38.6%にのぼった。
多機能を支持する理由を複数回答形式で聞いたところ、「1台に多くの機能がつまっているから」が62.2%でトップ。次いで「通話よりもメールを多く使うから」が51.5%、「通話よりもインターネットを楽しみたいから」が46.8%と並んだ。これに対してシンプル携帯派の支持理由は、「使わない機能があり、それがない分、割安だから」が56.7%で最多となり、「最低限の機能だけあれば良いから」が54.6%と僅差で続いた。
シンプル携帯派は年齢層の高いユーザーに多いが、「最低限の機能だけあればよいから」「多機能携帯は機能が複雑で分からないから」という理由については20代の選択率が他の世代を上回った。その他の理由として「携帯は軽いほどよい」「小さい機体がよい」という声もあり、NTTドコモの「らくらくホン」人気や、機能を絞って薄さや使いやすさを重視した70xiシリーズの好調の背景には、シンプルさを求める若者のニーズもありそうだ。
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