調査リポート

スマートフォンの購入、重視するのは「通信料金」と「機能」

ネットエイジアがスマートフォンの購入に関する意識調査の結果を発表。購入を検討する際に重視するのは「通信料金」が約7割とトップで、「機能」という回答が約6割で続いた。一般的なケータイ選びで重視される「デザイン」という回答は約4割にとどまっている。

 ネットエイジアは9月30日、「スマートフォンの購入についての調査」の結果を発表した。同調査は9月19日から21日まで、同社が展開する全編Flash型の動画リサーチ「リサーチTV」で実施したもので、有効回答数は793人。

 同調査によれば、「(未発売のものも含めた)各社のスマートフォンを知っているか?」という質問には、「ウィルコム W-ZERO3」の認知度が21.7%、「NTTドコモ BlackBerry」が17.2%、「ソフトバンクモバイルXシリーズ(X03HTなど)」が10.2%となった。なお、「イー・モバイル Touch Diamond」は未発売ながら6.8%に認知されていた。

 iPhoneとiPhone以外の機種について購入意向を聞いたところ、iPhoneを「購入する予定である」人は1.4%、「購入したいと思うが具体的な予定はない」が25.0%。iPhone以外のスマートフォンでは、「購入する予定である」が0.4%、「購入したいと思うが具体的な予定はない」が16.6%となった。ネットエイジアでは、iPhone人気は依然、高いものの、iPhone以外の機種についてもそれなりの購入意欲があると分析している。

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 スマートフォンを購入したいと思っている回答者259人に、スマートフォン購入時に重視したい項目を複数回答形式で聞いたところ、1位は「通信料金」で70.3%。以下、「機能」が62.5%、「端末価格」が59.1%と続いた。一般の携帯電話で重要視される傾向の「デザイン」は39.0%にとどまった。またスマートフォンで使用したい機能については、1位が「PC向けWebの閲覧」で64.5%、2位が「メール」で51.0%、3位が「タッチスクリーン」で45.9%となった。

 また、スマートフォンを購入する際に参考にしたい情報源を複数回答形式で聞いたところ、1位が「製品比較サイト」で56.8%、2位が「メーカーや企業が運営するサイト」で55.2%、3位が「店頭」で34.4%。以下は「友人・知人」が29.0%、「カタログ」が26.6%、「ショップのスタッフ」が19.7%と並んだ。

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