調査リポート

子供のケータイ利用、約3割が「持つのにふさわしいのは高校生から」

アイシェアが、子供とケータイに関する意識調査の結果を発表。ケータイを持たせるのにふさわしい時期については「高校生から」が最も多く、持たせる理由については、防犯目的が最多となった。

 アイシェアは10月2日、「子どもと携帯電話に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月12日から同16日まで、同社が運営する無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は437人。

 同調査によれば、子どもに携帯電話を持たせるのにふさわしい時期については、「高校生(15~18歳)」という回答が最も多く31.4%、次いで「中学生(12~15歳)」が20.8%、「大学生(18~21歳)」が16.0%で、小学生以下は16.7%だった。2006年の調査結果と比較すると、今回は高校生・中学生の比率が上がり、逆に小学生以下の比率が低下しており、「携帯を持たせてもよいと考える時期」が遅くなっている様子がうかがわれた。

 子どもに携帯を持たせる理由について、最も考えに近いものを選んでもらったところ、「防犯に関心があるから」が72.5%と、性別、年代を問わず圧倒的に高かった。前回調査では、防犯機能・子ども向けの利用制限がついた携帯を子どもに持たせたいと考える人が約64%だったが、今回も子どもの防犯対策として携帯電話が有効であると考える人が多いことが分かった。

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 なお、子どもに携帯電話を持たせる場合、防犯機能とアクセス制限設定(フィルタリング機能)のどちらを重視するかを聞くと、「防犯機能を重視」「どちらかといえば防犯機能を重視」を合わせて54.9%となり、防犯機能重視派が半数を上回った。

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