子供のケータイ利用、約3割が「持つのにふさわしいのは高校生から」

» 2008年10月03日 11時05分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは10月2日、「子どもと携帯電話に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月12日から同16日まで、同社が運営する無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は437人。

 同調査によれば、子どもに携帯電話を持たせるのにふさわしい時期については、「高校生(15〜18歳)」という回答が最も多く31.4%、次いで「中学生(12〜15歳)」が20.8%、「大学生(18〜21歳)」が16.0%で、小学生以下は16.7%だった。2006年の調査結果と比較すると、今回は高校生・中学生の比率が上がり、逆に小学生以下の比率が低下しており、「携帯を持たせてもよいと考える時期」が遅くなっている様子がうかがわれた。

 子どもに携帯を持たせる理由について、最も考えに近いものを選んでもらったところ、「防犯に関心があるから」が72.5%と、性別、年代を問わず圧倒的に高かった。前回調査では、防犯機能・子ども向けの利用制限がついた携帯を子どもに持たせたいと考える人が約64%だったが、今回も子どもの防犯対策として携帯電話が有効であると考える人が多いことが分かった。

 

 なお、子どもに携帯電話を持たせる場合、防犯機能とアクセス制限設定(フィルタリング機能)のどちらを重視するかを聞くと、「防犯機能を重視」「どちらかといえば防犯機能を重視」を合わせて54.9%となり、防犯機能重視派が半数を上回った。

携帯業界のトレンドを知りたいと思ったら→+D Mobile「業界動向」へ
  • 各キャリアの発表会リポート
  • 国内外の携帯市場動向
  • 通信業界のキーパーソンインタビュー
  • 携帯事業者別シェア/携帯出荷台数
  • 携帯関連の調査リポート記事

携帯業界のトレンドや今後を把握するのに必要な記事だけを集めたのが“+D Mobile 業界動向”。記事はトピックや連載ごとにアーカイブされ、必要なときにまとめてチェックできます。
今すぐアクセス!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年07月27日 更新
  1. 小型スマホを使っている理由は? 選択肢のなさを嘆く声も:読者アンケート結果発表 (2024年07月26日)
  2. 「ハンディファン」「ネッククーラー」の選び方とやってはいけないこと 炎天下での利用は要注意 (2024年07月23日)
  3. IIJ×OPPO、Xiaomi、モトローラが語るスマホ戦術 おサイフケータイは「永遠の悩み」、IIJmioは「モバイル業界の宝石箱」 (2024年07月26日)
  4. 貼らない保護フィルムケース「スマハラ」、iPhone 15シリーズ向けに発売 丸洗いもOK (2024年07月26日)
  5. スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は? (2024年07月26日)
  6. 約2万円の折りたたみケータイ「Orbic JOURNEY Pro 4G」を試す シンプルで使いやすいがローカライズに課題も (2024年07月27日)
  7. OPPOがFindシリーズを2024年内に国内発売へ 競合メーカー担当者の前でサプライズ告知 (2024年07月26日)
  8. 外出先から自宅のエアコンを遠隔操作、部屋を先に涼しくして“真夏の天国”を作っておく方法 (2024年07月25日)
  9. KDDIは通信障害をどのように検知してインフラを守っているのか ネットワークセンターに潜入 (2024年07月24日)
  10. 中国の“音楽特化スマホ”「MOONDROP MIAD01」を試す 重厚なサウンドに驚き、作り手のエゴを存分に感じた (2024年07月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー