スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は?

» 2024年07月26日 10時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 いまや生活必需品となったスマートフォン。そのボディーにはバッテリーが内蔵されており、使ううちに劣化も進む。バッテリーの寿命を延ばす方法から夏のシーズンにやってはいけない充電方法まで、スマホ充電にまつわる基本情報をまとめた。

スマートフォン 充電 やってはいけない 画像はiPhoneのバッテリー残量と充電ケーブルを接続したiPhone。充電にまつわる基本情報をまとめたこの記事を参考にしてほしい

寿命を延ばすにはどうすればいい?

 まずはバッテリーの寿命を延ばす方法だ。スマホのバッテリーが0%、つまり使い切ってから充電する行為、100%になっても充電し続ける行為は、バッテリーに負荷がかかり劣化させる要因となってしまう。そのため、0%からではなく、20%くらいから充電を始め、80%で充電を止めるのがベストだ。

 ちなみに、iPhoneやXperiaではバッテリー残量が20%を下回ると、「低電力モード」への設定を促すアラートや、自動で省電力モードへ切り替える機能がある。これを通知代わりにすれば、バッテリー残量を見続けなくてもよい。

スマートフォン 充電 やってはいけない iPhoneのディスプレイに表示された警告。バッテリー残量が少ないことをアラートする内容だが、これを参考に20%を下回ったかどうか確認するとよい

夏シーズンにやってはいけないこと

 猛暑の夏シーズンにやってはいけないこととしては次の2つだ。

 1つはスマホ本体の温度が高温となった状態での充電。スマホに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは熱に弱く、45度を超えると劣化が始まる。バッテリーが高温になっているのにも関わらず、充電をする行為はNGだ。

 もう1つは高温の場所での充電だ。日本自動車連盟(JAF)の試験によると、車のダッシュボードの温度は夏の時期に80度近くに達する。こうした場所にスマホを放置する行為や、充電し続ける行為は劣化どころか発火事故につながるため、絶対にやってはいけない。

スマートフォン 充電 やってはいけない 日本自動車連盟(JAF)が公表している真夏の車内温度。ダッシュボード最高温度は80度近くに達する場合がある
スマートフォン 充電 やってはいけない バッテリーが発火する前の状態。画像の機種は「iPhone 4」

湿気のある環境での充電も危険

 では、高温環境での充電だけを避ければよいの? といわれると、実はそうではない。

 湿気のある場所、風呂場、キッチンなどの水周りでの充電も危険行為だ。スマホが水に濡れた状態で充電すると、感電、発火、発熱の原因となる可能性が十分にある。絶対にやってはいけない。

 なお、スマホの充電端子に水が混入すると、ディスプレイにその内容が通知される。例えば、iPhoneの場合はLightningかUSB Type-CのケーブルをiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降に接続した際、充電ポートに液体が入ると、以下のように警告される。

スマートフォン 充電 やってはいけない 充電ポートに液体が入った場合の警告
  • Lightningコネクタで液体が検出されました:iPhoneの充電用ではない LightningアクセサリをiPhoneに接続した際に、液体が検出されると、この警告が表示されます。
  • 液体を検出しました:USB-CアクセサリをiPhoneに接続した際に、液体が検出されると、この警告が表示されます。

バッテリーの最大容量チェックも忘れずに

 ここまでやってはいけないポイントを挙げた。最後にバッテリーの最大容量がどれくらいあるのかを確認する方法も補足しておこう。これは残量ではなく、文字通りバッテリーをどれくらいまで充電できるのか、という意味。バッテリーの消耗具合がどれくらいなのかを把握するのに役立つ。

 Appleのサポートページによると、iPhoneの場合はフル充電サイクルを500回繰り返しても、本来の蓄電容量の最大80%を維持するよう設計されているという。

 iPhoneで現在のバッテリーの消耗具合を確認する手順はこうだ。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」に表示される「最大容量」。スマホのバッテリー容量は購入時点では100%となっているが、使っていくうちに減少していく。このような情報を参考に、スマホ充電やバッテリーに関する知識を持っておこう。

スマートフォン 充電 やってはいけない iPhoneのバッテリーの最大容量。これを目安にバッテリーの劣化を極力減らす工夫はできそうだ

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