ニュース

携帯販売、安価な旧機種が売れる“枯れ”期ならではの動きに携帯販売ランキング(9月22日~9月28日)(1/3 ページ)

ドコモは706iシリーズ、auとソフトバンクモバイルは安価な旧機種がランキングの上位に入るようになってきた“枯れ”期の9月後半。スマートフォンやJATEの認定を受けた端末など、そろそろ次期モデルの噂も出てきたが、今後、ランキングはどのように変動していくだろうか。

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

706iシリーズが上昇傾向、計5機種がランクイン


N706iII

 9月も終盤、今回のドコモ端末ランキングは順位の変動がかなり少なくなってきた。

 首位は前回と変わらずパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P906i」が獲得。連続首位記録を「18」に伸ばした。

 続いて2位にNEC製の「N906iμ」、3位にシャープ製の「SH906i」、4位に富士通製の「らくらくホンV」、5位にパナソニック モバイル製の「P706iμ」(前回6位)が入った。

advertisement

 上位の3機種はキャリア総合ランキングでも1位から3位を独占し、相対的な人気はいまだ高い。ただ、夏商戦時はランキングの多くを占めていた906iシリーズはこの3機種以外姿を消し、最近は706iシリーズ(とらくらくホン2機種)が多くランキングを占める状況になった。

 現在、次の冬モデル発表を控えた商戦期の狭間の時期。706iシリーズの躍進はハイエンド指向のユーザーやケータイにこだわる層ではなく、“前のが古くなったから/故障したから買う”、“たまたま行った携帯ショップでデザインが気に入った”、“安かったから”といった、時期による需要増減の波が比較的穏やかな普及層の目に止まったことと、相対的にハイエンド機種の売れ行きが落ち着いてきているためと思われる。

 今回は5位にP706iμ、6位に「N706i」、8位に「SH706i」、9位に「P706ie」入ったほか、8月30日に発売された“amadanaケータイ”の新色モデル「N706iII」も10位に浮上した。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.