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auもエージェントケータイ――2009年1月からβサービス開始初音ミクやハロも登場

利用者の好みや行動履歴に合った情報を携帯向けに配信――。KDDIが携帯電話向けエージェントインタフェースを開発し、2009年1月からβサービスを開始する。対応機種は秋冬モデルの2モデルで、今後対応機種を順次拡大する予定だ。

 KDDIは10月27日、利用者の好みや行動履歴に合った情報を配信するための“「感性型」エージェントインタフェース”を開発し、2009年1月から、同技術を採用したエージェントサービスをβ版として提供開始すると発表した。

 β版サービスはKDDIとカタリスト・モバイルの共同企画として提供するもので、対応端末は「AQUOSケータイ W64SH」と「W65T」の2モデル。KDDIは、今後のモデルで対応機種を増やす予定としている。

 β版サービスでは、待受画面に設定したキャラクターと利用者の対話型コミュニケーションを提供。キャラクターはアドレス帳、着信履歴、位置情報などの端末情報や、季節、時間に基づいた個別の情報を利用者に配信する。

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モーションセンサーを利用したコミュニケーションの一例

端末内の履歴を利用したコミュニケーションの一例

提供予定のレコメンド機能

 β版サービス用アプリは、「au one ラボ」とβ版サービス特設サイトを通じて提供する予定で利用料金は無料。β版サービスでは、「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の初音ミク、「モンスターハンター」のアイルー、「ソニックワールドアドベンチャー」のソニック・ザ・ヘッジホッグ、「Melody of Emotion」の有崎ユキ、「天才バカボン」のバカボンのパパ、「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎、「たまごっち」のくちばっち、機動戦士ガンダムの「ハロ」などを予定している。

 なお、携帯電話を利用したエージェントサービスについては、NTTドコモも秋冬モデルに搭載することを明らかにしている。

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