スリムボディに“高感度800万画素CCDカメラ”を搭載――「930SH」
ソフトバンクモバイルの冬モデルの中でも931SHと並ぶ高いスペックが特徴の「930SH」。国内のケータイではトップクラスの800万画素CCDカメラを搭載し、幅48ミリ、厚さ15.2ミリの薄型ボディでスマートにハイエンドなカメラを使いこなせる。
シャープ製の「930SH」は、国内のケータイではトップクラスの800万画素CCDカメラを備える、カメラ機能に注力したモデル。発売は11月下旬以降を予定している。
撮影素子にはCCDセンサーを採用し、暗い場所でも鮮明に、そして動きの多い被写体もブレずに撮影できるのが特徴。ISO感度の手動設定に対応しており、ISO100/200/400/800/1600/2400の中から感度を選べるほか、高感度モードに設定すれば、暗いシーンでも自動で感度を上げ、速いシャッター速度で撮影可能。さらに、わずかな明かりでも夜景を美しく撮影する4秒間の「長時間露光撮影」も用意した。レンズの画角はAQUOSケータイ 923SHと同様、35ミリカメラ換算で29ミリ相当。広角寄りのレンズなので、狭い場所などでも広い範囲が撮影できる。
本体の形状は、カメラ機能を重視したモデルとしては珍しい折りたたみボディで、回転2軸型ではない。撮影時にファインダーとなるディスプレイが確認しやすいよう、ヒンジの出っ張りを抑えたセンターヒンジを採用しており、一般的な折りたたみ型よりディスプレイは大きく開く。また、800万画素カメラを搭載しながら、幅48ミリ、厚さ15.2ミリというスリムボディを実現した。ディスプレイは3インチフルワイドVGA液晶(480×854ピクセル)で、太陽光の下でも鮮明に表示する「リフレクトクリアパネル」となっている。
操作性にも配慮し、短押しでカメラを、長押しで画像ビューワーを起動できるキーを搭載し、手軽に写真撮影や画像閲覧ができる。撮影後に、あらかじめ登録したブログに素早く写真をアップできる機能や、画像のファイル名に撮影の日時が反映される仕様を採用するなど、細かい使い勝手も向上した。写真の撮影方向を認識して縦と横を自動で切り替える3軸センサーも搭載する。
このほか、ワンセグ、おサイフケータイ、ダブルナンバー、世界対応ケータイ、PCメール、3Gハイスピード、Bluetoothなど、GPSやモバイルウィジェット以外の主要機能やサービスはほぼサポートする。
機種名 | 930SH |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約48×105×15.2ミリ |
重さ | 約110グラム |
連続通話時間 | W-CDMA:約230分、GSM:約210分 |
連続待受時間 | W-CDMA:約300時間、GSM:約270時間 |
カメラ | AF付き有効800万画素CCD、手ブレ補正 |
外部メモリ | microSD(microSDHC対応) |
内蔵メモリ | 100Mバイト |
メインディスプレイ | 約3インチ フルワイドVGA(480×854ピクセル)液晶(最大1677万色) |
サブディスプレイ | 0.8インチ(96×16ピクセル)有機EL(白1色) |
主な機能 | ワンセグ、Bluetooth、赤外線通信、世界対応ケータイ、HSDPA、PCサイトブラウザ、PCメール、S!電話帳バックアップ、安心遠隔ロック、S!情報チャンネル、3Gお天気アイコン、S!速報ニュース、S!タウン、S!ともだち状況、S!一斉トーク、デコレメール、マイ絵文字、新絵文字、デルモジ表示、着うたフル S!ミュージックコネクト、電子コミックほか |
ボディカラー | ホワイト×シルバー、ブラック、ピンク、シルバー×バイオレット、ブルーグリーン |
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