シニア層の4割が毎日通話、5割超が毎日メールを利用
アイシェアがシニア層の携帯利用に関する調査結果を発表。50代以上の携帯電話の所持率は約9割に達し、通話やメールの利用頻度も高い。
アイシェアは11月4日、シニア層の携帯利用頻度に関する調査結果を発表した。調査は10月20日から同22日まで、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員のうち50代以上の男女を対象に行ったもので、有効回答数は267人。
同調査によれば、回答者の携帯電話所持率は全体の89.1%。すべての性別、年代で8割を超え、特に男性と50代では9割にのぼった。携帯電話の所持者に契約動機を聞いたところ、「自分の意思で」が87.4%を占め、女性よりも男性、年代別では若いほどその傾向が強かった。なお「家族のすすめで」は10.5%、「会社からの支給」は1.7%にとどまった。料金の支払いも全体の80.7%が「自分」と回答。性別、年代別ともに契約動機と同様の傾向が見られた。
また「携帯電話を常に持ち歩いているか」という質問には、所持者の92.9%が持ち歩いていると回答しており、通話利用頻度は「毎日」が42.4%、「2日に1回ほど」が14.3%。「週2回ほど」「週1回ほど」まで合わせた週1回以上の利用者は82.4%となった。メールも「毎日」が55.0%、「2日に1回ほど」が15.1%で、「週2回ほど」「週1回ほど」を合わせると週1回以上利用している人は82.8%にのぼるなど、積極的に使いこなしている様子がうかがえる。
携帯電話所持者に「携帯電話は便利だと思うか」と聞いたところ、「非常に便利だと思う」が62.6%、「まあまあ便利だと思う」が32.4%で、合わせて9割が便利と評価している。
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