絵文字や顔文字を使う上司、3割が「好感もてる」
アイシェアが、上司とのコミュニケーションと絵文字に関する意識調査の結果を発表。上司にメールを送る際、絵文字や顔文字を使うという回答は約12%で、上司からの絵文字や顔文字入りメールについては、約3割が「好感が持てる」と答えている。
アイシェアは9月1日、「上司の顔文字に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月21日と22日の両日、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は401人。
同調査によれば、「携帯電話のメールで上司と連絡を取ったことがある」人は38.7%。男女差はそれほどなかったが、年代別では20代が46.7%、30代が39.0%、40代が37.9%となり、若い世代ほど上司とメールをやりとりした経験が多かった。
実際に携帯で「連絡を取ったことがある上司(複数の場合は頻度の高い上司)の年齢」は、「41歳〜45歳」が最多で21.9%。「20歳以下」から「35歳」までの合計が20.7%、「36歳」から「51歳以上」までの合計が61.3%となり、年代が高い上司とのメール経験者が多かった。男女別で見ると、男性では「41歳〜45歳」の30.7%、女性では「36歳〜40歳」の26.3%がそれぞれトップ。年代別では20代が「26歳〜30歳」「31歳〜35歳」「36歳〜40歳」「41歳〜45歳」のいずれでも20.0%となり、上司の年齢をさほど気にせずメールで連絡を取っている様子がうかがえる。
上司にメールを送る際に「絵文字や顔文字」を使用するかを聞いたところ、「絵文字入り」が11.6%、「顔文字入り」が6.5%、「絵文字も顔文字も」が15.5%となり、合計すると33.6%が文中にテキスト以外の文字を使用していた。男女別に見ると、絵文字、顔文字のどちらか、または両方を使う男性の合計が22.7%なのに対し、女性は43.8%と差が見られる。また女性と20代では、絵文字を使う割合が他よりも高かった。
「上司からのメールに絵文字や顔文字は入っているか」という質問では、「絵文字入り」が16.8%、「顔文字入り」が7.7%、「絵文字も顔文字も」が14.8%で、「どちらも入っていない」が60.6%となった。性別・年代別に比較すると、「どちらも入っていない」割合が最も高いのは男性の70.7%。それに対して女性と20代では割合が低く、それぞれ51.3%、54.3%となった。
上司からの「絵文字や顔文字入り」メールを受け取った印象については、「好感」を持ったとした人が29.7%で、「非常に好感」の3.2%と合わせると32.9%となった。最も多いのは「どちらでもない」の54.2%で、「不快」は7.1%、「非常に不快」は5.8%だった。性別・年代別に比較すると、女性と30代での「好感」率が特に高く、どちらも35%以上。反対に「不快」率は男性と40代で高く、いずれも10%以上となった。「好感」を持ったとする理由については「親しみやすさ」、「不快」については「公私混同」という意見が目立った。
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