携帯電話の機種変更、男性の7割が“よい機能が出たら”
アイシェアが携帯電話の割賦購入に関する意識調査の結果を発表。割賦は調査対象の4割超が利用しており、40代の3割弱が「割賦の残金がなくなる前に機種変更したい」と回答している。
アイシェアは11月6日、携帯端末の割賦購入に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月23日と24日の両日、同社の無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は343人。
同調査によれば、携帯端末の割賦購入を「利用している」のは全体の43.1%。男女別では男性が40.0%、女性が44.8%と、女性の方が若干、利用率が高かった。年代別では20代が38.9%、30代が45.7%、40代が46.8%と年代が上がるほど利用率が高い。
割賦利用者に「次の機種変更は、割賦金の残額がなくなってから検討するか?」と聞いたところ、「割賦金がなくなったら機種変したい」がトップで58.1%、「その前(割賦金がなくなる前)に機種変したい」が10.1%で、機種変更に積極的なユーザーは70%近かった。なお「2年以上使い続ける」を選択した“機種変消極派”は31.8%だった。
機種変更に積極的な人を男女別に見ると、「割賦金がなくなったら機種変したい」は男女ともほぼ同率だが、「その前に機種変したい」が男性では14.6%、女性では8.0%と、男性の方がより積極的だった。年代別では、「割賦金がなくなったら機種変したい」は20代が最も高かったが、「その前に機種変したい」は40代が27.3%と、20代の9.5%、30代の4.8%を大きく上回った。
また割賦利用者に今後の機種変更について聞くと、全体の52.7%が「よい新機能が出たら」と回答。特に男性ではこの回答が70.8%に達した。一方「壊れるまで考えない(今の端末で満足)」は、男性では10.4%だが、女性は27.0%と3割近くにのぼり、世代別では20代で35.7%と、30代の17.5%、40代の13.6%に比べ高かった。
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