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au、割賦販売導入 月額980円の“ホワイトプラン対抗”コースも
auの携帯電話端末に割賦販売制が導入される。月額基本料金980円のコースも新たに導入。割賦販売と月額980円の「ホワイトプラン」の好調で快走するソフトバンクモバイルに追随する。
KDDIは6月3日、auの携帯電話端末に割賦販売制を導入すると発表した。月額基本料金980円のコースも新たに導入。割賦販売と月額980円の「ホワイトプラン」の好調で快走するソフトバンクモバイルに追随する。それぞれ6月10日から。
auの料金プランは、(1)2年間の利用を条件に端末料金から2万1000円割り引く代わりに「フルサポートコース」と、(2)端末料金の割引はないが、基本料金・通話料を安価に抑えた「シンプルコース」――の2種類がある。割賦販売制と月額980円のプランは、シンプルコース専用だ。
割賦販売は、12回、24回払いが選べ、同日発表した夏モデルと、W61Sが対象(沖縄セルラーはW61Sは対象外)。
シンプルコースの基本料金はこれまで、月額1050円と同2625円(無料通話なし)の2種類だったが、料金体系を刷新し、7種類から選べるようにする。
最も安いプランは、定価1961円の「プランSSシンプル」に、2年の利用を条件に基本使用料が半額になる「誰でも割」を適用した場合で、月額980円。無料通話が1050円分付く。
同社はこれまで、フルサポートコースを主軸に販売戦略を展開。9割以上のユーザーがフルサポートコースを選んでいたが、今回は「多様化するユーザーニーズに対応するため」(同社の高橋誠・コンシューマ事業統括部長)シンプルコースをテコ入れする。
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