調査リポート

よく使うケータイコンテンツ、世代や性別で異なる傾向

MMD研究所が、携帯電話向けコンテンツの利用実態に関する調査結果を発表。よく使うコンテンツは、世代や性別で異なる傾向がみられる。

 MMD研究所は11月6日、「第8回 携帯コンテンツに関する利用動向調査」の結果を発表した。調査は10月17日から同20日まで、マーベラスが運営する“マイプレ”など、合計10社、モバイル11サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は3012人。

 同調査によれば、ワンセグの利用は男性では65.9%、女性では52.8%となった。ワンセグ対応機種保持者に限定して集計すると、男性は9割、女性は8割がワンセグを利用していることが分かった。またキャリア別で見ると、auユーザーの7割がワンセグ対応機種を持っており、そのうちワンセグを利用している人の割合は約8割となった。

 これに対して、おサイフケータイの利用動向は、男性では「利用したことがある」が26.5%、「対応機種を持っているが利用したことがない」が54.4%、「持っている携帯電話が対応していない」が19.1%となった。キャリア別に見ると、「利用したことがある」割合はNTTドコモでは20.8%、auでは16.4%、ソフトバンクモバイルでは15.1%となった。

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 着せ替えツールの利用動向については、「利用したことがある」が男性で28.4%、女性で40.0%という結果となった。女性では4割の回答者が着せ替えツール対応機種を持っており、そのうち着せ替えツールを利用している人は約6割だった。キャリア別に見ると、「利用したことがある」人はNTTドコモで5割と最も多い結果となった。

 携帯電話のミュージックプレイヤーの利用率は、男性では69.4%、女性では70.1%で、キャリア別に見るとauとソフトバンクモバイルで「利用したことがある」が7割以上、NTTドコモで6割だった。

 またデコメの利用については、送ったことがある」男性は56.8%、女性は78.3%。キャリア別では、NTTドコモユーザーでは9割が「送ったことがある」と回答しており、au、ソフトバンクモバイルユーザーではともに6割強となった。

 電子コミックの利用動向は、「読んだことがある」男性は64.9%、女性は75.3%で、キャリア別では3キャリアともに7割の回答者が「呼んだことがある」と回答した。

 なお、この1カ月に利用したサービスは、男性では「天気予報」が59.2%と最も多く、以下「ニュース」が54.4%、「検索サイト」が46.2%と続いた。女性では「検索サイト」が51.8%で最多となり、これに「天気予報」が49.2%、「ニュース」が46.0%と並んだ。

 男女年代別では、男性の10代から30代前半では「アプリゲーム」が約5割、20代後半から40代以上では「ニュース」が5割以上となり、女性では10代・20代前半では「ブログ」が5割以上、20代後半から40代以上では「ニュース」「天気予報」が5割以上という結果となった。

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