トップ10

Windowsケータイに付属する「Outlook」は試用版というワナWeekly Access Top10

購入検討の「Touch Diamond」「Touch Pro」を横目でにらみつつ、“母艦”にするつもりで「Eee PC」を購入した。もちろんOfficeが入っていないので、端末の同期にはOutlookが別途必要となるのだが。

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+D Mobile Weekly Access Top10

2008年10月20日~2008年10月26日

  1. 秋冬モデルにエージェント機能を搭載する――ドコモの山田社長
  2. KDDI、10月27日に秋冬モデル発表
  3. ドコモ、新製品を11月5日発表――2008年秋冬モデルか
  4. ドコモの「SH-01A」「N-01A」、ソフトバンクのカシオ端末など──秋冬新機種、大量にJATE通過
  5. Motorola、円形液晶搭載の高級携帯電話「AURA」を発表
  6. ソフトバンク端末で最も売れたのは、iPhoneでなく「株ケータイ」
  7. ドコモ端末、4系統に再編 機能・デザインなどで分類
  8. 第25回 スマートフォンは“2台目市場になる”という予感
  9. 低迷する携帯市場、冬モデルで巻き返し──KDDI
  10. Googleケータイ「Android G1」が発売

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+D Mobile Weekly Access Top10

2008年10月27日~2008年11月02日

  1. KDDI、au秋冬モデル7+1機種発表──WVGA有機ELやフルWVGA液晶、8.1Mカメラ、防水ワンセグも
  2. ソフトバンクモバイル、2008年冬モデル16機種発表――3.8インチスライドAQUOSや8M CCDカメラ搭載、日本版「OMNIA」、初のカシオ端末など
  3. 8.1MカメラにWVGA有機EL、ワンセグも搭載する“全部入り”──「EXILIMケータイ W63CA」
  4. 世界初、3.8インチハーフXGA液晶搭載の“FULLTOUCH”ケータイ―― 「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」
  5. 3.5インチディスプレイ+光TOUCH CRUISER対応のフルスライド――「AQUOSケータイ W64SH」
  6. ウィルコム、2008年冬モデル3+1機種を発表――WILLCOM 03新色、スライド、防水、カメラ付き「HONEY BEE」など
  7. ソフトバンクモバイル、冬モデルでタッチパネルケータイ4機種投入
  8. iPhone 3Gでワンセグが視聴可能に──絵文字対応、BBモバイルポイント無料開放も発表
  9. スリムボディに“高感度800万画素CCDカメラ”を搭載――「930SH」
  10. 写真で解説する「EXILIMケータイ W63CA」(外観編)

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 各キャリアから2008年秋冬モデルの発表が相次いだ10月下旬。今回のMobile Weekly Top10は、10月20日~26日までと10月27日から11月02日までの2週分をまとめてお届けする。

 10月第4週に注目を集めたのは、ドコモの山田社長によるケータイエージェントサービス(iコンシェル)の開始予告や、NTTドコモとKDDIによる新製品発表会の告知記事だった。続く10月第5週は、KDDIとソフトバンクモバイルが発表した新モデルの記事で占められた。

 今季も一通り登場した新モデルだが、これまでにない傾向といえるのがスマートフォンの多さ。NTTドコモが「BlackBerry Bold」をコンシューマー向けに販売するほか、HTC製の「Touch Diamond」「Touch Pro」、ノキア製の「E71」「N82」は、同じモデルが複数のキャリアから発売となる。また新モデルではないが、ソフトバンクモバイルの「iPhone 3G」には絵文字やワンセグ(+外部バッテリー)への対応も発表された。

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 また今回の発表には含まれていないが、スマートフォンの導入に対してあまり積極的ではないKDDIも、来春にはTouch Proベースの「E30HT」を法人向けにリリースする。

UMPC使いのWindowsケータイユーザーはご用心――Outlookはタダじゃない


Windows XPとWindowsケータイを同期させる「Active Sync」。PC側にはさらに、データの受け皿となるOutlookが必要だ

 さて、記者は先日、イー・モバイルのTouch Diamond(S21HT)かソフトバンクモバイルから登場予定のTouch Pro購入を検討しつつ、取りあえずWindowsケータイの“母艦”にする「Eee PC」を、西武ライオンズ優勝セール(リーグ優勝のほう)でにぎわう某家電量販店で買い求めてきた。

 帰宅してハタと気が付いたのが、Eee PCなど低価格系のUMPCにはMicrosoft Officeがバンドルされていない点。Windowsケータイとメールやアドレス帳(連絡先)、予定表やメモを同期するには、PC側にOutlookが必要だ。Windows Mobile端末にはOutlook 2007の体験版が付属しているが、試用期間は60日間でその後は購入しなくてはならない。

 オンラインソフトなどを探すと、PCとの同期も可能なPIMソフトやスケジュールソフトもたくさんあるが、メールアカウントやお気に入り(ブックマーク)、動画ファイルもまとめて同期しようと思うと、標準的な環境であるOutlookが望ましい。しかし、Outlook 2007の単体パッケージは価格が1万円オーバーと、物欲にまかせて買うには難しいお値段でもある。

 Windows Mobile端末を購入したすべての人がOutlookを必要とするとは思わないが、音声端末はもちろん、ほかのスマートフォンと比べても、Windows PCとの親和性の高さがWindowsケータイの“信条”のはず。ぜひともマイクロソフトやWindowsケータイを販売するメーカーやキャリアには、追加出費なしでOutlookが入手できるようにしてほしいところだ。

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