Windowsケータイに付属する「Outlook」は試用版というワナWeekly Access Top10

» 2008年11月13日 21時47分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 各キャリアから2008年秋冬モデルの発表が相次いだ10月下旬。今回のMobile Weekly Top10は、10月20日〜26日までと10月27日から11月02日までの2週分をまとめてお届けする。

 10月第4週に注目を集めたのは、ドコモの山田社長によるケータイエージェントサービス(iコンシェル)の開始予告や、NTTドコモとKDDIによる新製品発表会の告知記事だった。続く10月第5週は、KDDIとソフトバンクモバイルが発表した新モデルの記事で占められた。

 今季も一通り登場した新モデルだが、これまでにない傾向といえるのがスマートフォンの多さ。NTTドコモが「BlackBerry Bold」をコンシューマー向けに販売するほか、HTC製の「Touch Diamond」「Touch Pro」、ノキア製の「E71」「N82」は、同じモデルが複数のキャリアから発売となる。また新モデルではないが、ソフトバンクモバイルの「iPhone 3G」には絵文字やワンセグ(+外部バッテリー)への対応も発表された。

 また今回の発表には含まれていないが、スマートフォンの導入に対してあまり積極的ではないKDDIも、来春にはTouch Proベースの「E30HT」を法人向けにリリースする。

UMPC使いのWindowsケータイユーザーはご用心――Outlookはタダじゃない

photo Windows XPとWindowsケータイを同期させる「Active Sync」。PC側にはさらに、データの受け皿となるOutlookが必要だ

 さて、記者は先日、イー・モバイルのTouch Diamond(S21HT)かソフトバンクモバイルから登場予定のTouch Pro購入を検討しつつ、取りあえずWindowsケータイの“母艦”にする「Eee PC」を、西武ライオンズ優勝セール(リーグ優勝のほう)でにぎわう某家電量販店で買い求めてきた。

 帰宅してハタと気が付いたのが、Eee PCなど低価格系のUMPCにはMicrosoft Officeがバンドルされていない点。Windowsケータイとメールやアドレス帳(連絡先)、予定表やメモを同期するには、PC側にOutlookが必要だ。Windows Mobile端末にはOutlook 2007の体験版が付属しているが、試用期間は60日間でその後は購入しなくてはならない。

 オンラインソフトなどを探すと、PCとの同期も可能なPIMソフトやスケジュールソフトもたくさんあるが、メールアカウントやお気に入り(ブックマーク)、動画ファイルもまとめて同期しようと思うと、標準的な環境であるOutlookが望ましい。しかし、Outlook 2007の単体パッケージは価格が1万円オーバーと、物欲にまかせて買うには難しいお値段でもある。

 Windows Mobile端末を購入したすべての人がOutlookを必要とするとは思わないが、音声端末はもちろん、ほかのスマートフォンと比べても、Windows PCとの親和性の高さがWindowsケータイの“信条”のはず。ぜひともマイクロソフトやWindowsケータイを販売するメーカーやキャリアには、追加出費なしでOutlookが入手できるようにしてほしいところだ。

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