猛暑が続く日本の夏、今や外出時の必須アイテムとなったハンディファンだが、数ある製品の中でも、SNSなどで「とにかくデカい」と話題になったのが、ドウシシャから発売されている「ゴリラの扇風機」(3278円)だ。
同製品は「小型ファンでは風量がいまひとつ」「顔全体に風を浴びたい」というユーザーの切実な不満を解決すべく開発された。インパクト抜群のネーミングと、それに見合う確かな実力が口コミなどで広がり、売り切れが続出しているようだ。
筆者も以前から気になっていたのだが、たまたまローソンの店頭で実物を見掛けたので、試しに購入してみた。果たして話題になるほどの実力を持っているのか。
ドウシシャは生活関連用品の企画/開発を行うメーカーとしておなじみだが、今回のハンディファンを含む「ゴリラ」シリーズは、インパクトのある設計と面白さを兼ね備えながら、世の中のリアルなニーズに応えるというコンセプトで商品化されているという。
前置きはこれぐらいにして、ゴリラの扇風機を開封してみた。まず驚かされるのが、その名の通りハンディファンとしては大きすぎるサイズ感だ。一般的な小型ハンディファンのファン部分の直径は大きくても10cm程度であるのに対し、ゴリラの扇風機は直径が約16.5cmもある。
実際に手に持って顔に向けると、従来のファンが「点」で風を当てるのに対し、本製品は顔から首元まで一気に「面」で風が届き、細かく本体を動かす必要がないほどの広範囲をカバーする。
本体のカラーは、夏らしく涼しげな「ホワイト」「ブルー」「グレー」の3色展開だ。いずれもマットで落ち着いた色合いだ。巨大なフォルムでありながらも、オフィスや街中で悪目立ちせず、ファッションやバッグの色に合わせて選びやすい。
「これだけ大きいと、さぞかし音もうるさいのでは?」と思うかもしれないが、実際はその逆だ。
ファンが大きいということは、一度の回転で押し出せる空気の量が多くなることを意味する。そのため、モーターの回転数をむやみに上げずとも、十分な大風量が確保できる。この物理的な原理により、標準的なサイズのハンディファンに比べて風切り音が大幅に低減されている。
風が強いのに音は静かという、オフィスや電車内でも気兼ねなく使える静音性の高さは、大口径ファンならではのメリットといえる。
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