2008年秋冬版 使用スタイル別に選ぶ「Bluetoothハンズフリー&イヤフォン機器」カタログ(ヘッドセット編):バイヤーズガイド(5/11 ページ)
日本のケータイでも対応機種が爆発的に増えてきたBluetooth。Bluetoothはハンズフリーで通話できる基本機能に加えて、ワイヤレスの音楽再生やワンセグ視聴も行える特徴があり、この便利さは一度使うと手放せなくなる。今回は、数あるBluetooth製品の中から「初めてBluetoothケータイを購入したユーザー」に向くハンズフリー機器を紹介していこう。
ベーシックモデルながら使い勝手は上々、形状の異なるイヤーピースが複数付属──モトローラ「H375」
モトローラのベーシックモデルとして展開するBluetoothヘッドセットが「H375」。イヤーピースはインナーイヤータイプで、着脱式のイヤーフックと形状が異なる2種類のイヤーピースが付属する。
着信応答は中央の大きなボタンで迷いなく可能。左右側面にボリュームボタンを備え、装着する向きに合わせて機能の入れ替えも可能だ。送受話品質はノイズリダクションを持たないモデルとしては平均的なレベルだ。
主なスペック | |
---|---|
製品名 | H375 |
メーカー | モトローラ |
製品形態 | ヘッドセット(インナーイヤー)型 |
装着スタイル | 片耳 |
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) | 22×53.5×11.5ミリ |
重量 | 約14グラム |
連続通話時間 | 約6時間 |
連続音楽再生 | ─ |
連続待受時間 | 約200時間 |
充電時間 | 約3時間 |
充電端子(USB充電) | Mini USB形状(○汎用ケーブル利用) |
Bluetoothバージョン | v2.0 |
HSP(音声通話) | ○ |
HFP(音声通話) | ○ |
A2DP(音楽再生) | ─ |
AVRCP(楽曲・ワンセグ操作) | ─ |
ワンセグ音声出力(SCMS-T) | ─ |
ステレオ音声出力 | ─ |
マルチポイント接続 | ─ |
ノイスリダクション系機能 | ─ |
通信可能距離 | 半径約10メートル(Class 2) |
イヤフォン接続(3.5ミリステレオミニジャック) | ─ |
イヤーピースカバー | 2サイズ |
イヤーフック | ○ |
ヘッドバンド | ─ |
その他機能、特徴 | 着脱式のイヤーフックと形状が異なる2種類のイヤーピースが付属 |
カラー | ブラック |
+D Shopping最安値 (2008年10月末現在) (“前後”とある項目は調査時取り扱いがなく、参考価格です。価格は変動します) |
5800円前後 |
超小型の“耳せん”型ボディが特徴、デザインとともに使い勝手もなかなか上々──アドテック「AD-HSM10」
アドテックの「AD-HSM10」は、耳にすっぽりと収まってしまうような独特なデザインが特徴のインイヤー型ヘッドセットだ。
大きな特徴はヘッドセット製品にあるマイクブームがなく、本体すべてを耳殻内に収める個性的な超小型ボディであること。イヤーピースは耳の穴に差すインイヤー型で、複数のサイズが付属。5.8グラムの軽量ボディと合わせてしっかりと耳に装着できる。ボディは小型だが、前面に大きなフックボタン、側面にボリュームボタンがあり、操作性は損ねていない。
当初はそのデザインからマイク感度にデメリットがあると思ったが、実際に使用してみると大きな心配はなかった。声以外の周囲の雑音を多少余計に拾ってしまう傾向はあったものの、感度そのものは今回試したヘッドセット製品と大きく変わらないという印象だ。バッテリーの持ちは、連続待受時間が約100時間、連続通話時間は約3時間と少し短めである。
充電は付属する充電スタンドで行う。こちらもなかなか個性的なデザインで、本体を乗せるだけで充電できる。
主なスペック | |
---|---|
製品名 | AD-HSM10 |
メーカー | アドテック |
製品形態 | ヘッドセット(インイヤー)型 |
装着スタイル | 片耳 |
本体サイズ(幅×高さ×奥行き) | 23×22×31.5ミリ(イヤーピース込み) |
重量 | 約5グラム |
連続通話時間 | 約3時間 |
連続音楽再生 | ─ |
連続待受時間 | 約100時間 |
充電時間 | 約2時間 |
充電端子(USB充電) | 独自(─) |
Bluetoothバージョン | v1.2 |
HSP(音声通話) | ○ |
HFP(音声通話) | ○ |
A2DP(音楽再生) | ─ |
AVRCP(楽曲・ワンセグ操作) | ─ |
ワンセグ音声出力(SCMS-T) | ─ |
ステレオ音声出力 | ─ |
マルチポイント接続 | ─ |
ノイスリダクション系機能 | ─ |
通信可能距離 | 半径約10メートル(Class 2) |
イヤフォン接続(3.5ミリステレオミニジャック) | ─ |
イヤーピースカバー | 3サイズ |
イヤーフック | ─ |
ヘッドバンド | ─ |
その他機能、特徴 | 充電スタンド付属 |
カラー | チタン、シルバー |
+D Shopping最安値 (2008年10月末現在) (“前後”とある項目は調査時取り扱いがなく、参考価格です。価格は変動します) |
6580円 |
Bluetooth対応ヘッドセット
丸いボディがかわいらしい、超小型/軽量サイズの“耳せん”スタイル──プラネックス「BT-miniHS」
ベーシックでクセがない、小型軽量、長時間駆動のイヤーピース型デザイン──サンワサプライ「MM-BTMH6」
ベーシックなヘッドセットスタイル、操作性や通話も大きな不満がない──ソフトバンクセレクション「SBS-BT2010」
小型ながら操作しやすいベーシックモデル──モバイルキャスト「mArrow(MP210)」
落ち着いたマットブラックボディと長時間駆動、ハンズフリー通話メイン向き──ソニー・エリクソン「HBH-PV703」
長時間駆動とソフトで確実な装着性、ノイズリダクション機能も搭載──ソニー・エリクソン「HBH-PV708」
ベーシックモデルながら使い勝手は上々、形状の異なるイヤーピースが付属──モトローラ「H375」
超小型の“耳せん”型ボディが特徴、デザインとともに使い勝手もなかなか上々──アドテック「AD-HSM10」
イヤーフックスタイルの、スタンダードなヘッドセット専用モデル──プラントロニクス「Explorer 360」
点灯が目立ちがちなLEDを廃した、液晶ディスプレイ付きのベーシックモデル──Jabra「BT4010」
ソフトな装着感が心地よい、ベーシックなイヤーフック型ヘッドセット──ノキア「BH-200」
デザイン性とともに、使いやすいと感じられる細かな工夫も秀逸──モトローラ「H620」
タッチセンサーと“音声ガイド”で操作できる、フラットデザインの先鋭モデル──ソフトバンクセレクション「SBS-WTBT01」
片耳装着型の小型ヘッドセットスタイルながら、音楽やワンセグも対応──Jabra「BT8040」
自動音量調整やノイズリダクション機能が便利、通話メイン用に適する──ソニー・エリクソン「HBH-IV840」
スライド式マイクブームで、直感的にフック操作が可能──プラントロニクス「Voyager 815」
プレーンなデザインが魅力、クリップ保持型のネックストラップも付属──ノキア「BH700」
高性能ノイズリダクション機能搭載のハンズフリー通話用ハイエンドモデル──Jabra「BT530」
ジュエリーのようなデザイン、使いやすい操作性とバッテリー内蔵ケースが魅力──プラントロニクス「Discovery 925」
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