携帯のコンテンツ利用、生活パターンの違いで異なる利用傾向
ドコモ・ドットコムがライフスタイル別にiモードコンテンツの利用動向を調査した結果を発表。職業や生活スタイルの違いが、コンテンツの利用傾向の違いとなって現れている。
ドコモ・ドットコムは11月26日、「ライフスタイル別、iモードユーザー利用実態調査」の結果を発表した。調査は8月1日から同5日まで、全国在住の15歳から49歳の、直近1カ月以内にiモードを利用したドコモユーザーを対象に行ったもので、有効回答数は3570人。
調査によれば、「最も利用している有料のiモードサイトのジャンル」は、「着うた・着うたフル・着信メロディ」が最多となったが、職業別に見ると回答比率に大きな違いがみられた。「着うた・着うたフル・着信メロディ」というジャンルを利用したという回答の比率は、専業主婦が最も高く32.7%。次いでパート・アルバイトが28.3%、学生が22.0%、社会人が20.5%となった。
これに対して、「ニュース・スポーツ・天気情報」ジャンルを利用したとする回答比率は、社会人が23.7%で最も高く、専業主婦は11.6%と最も低い数値となった。専業主婦はテレビなど、他メディアに接触する機会が多いため、「ニュース・スポーツ・天気情報」にはお金をかけず、代わりに音楽系のコンテンツを有料利用する傾向が見られるなど、生活パターンの違いがコンテンツ利用傾向の違いとなって現れているようだ。
また「iモードサイトに関する情報の収集先」を聞いたところ、「iモードのメニューリストから情報収集する」と回答した割合は、パート・アルバイトが43.3%、専業主婦が38.0%、社会人が36.9%、学生が28.3%だったのに対し、「家族・友人からの口コミ」と回答した比率は、学生が35.6%、専業主婦が24.4%、パート・アルバイトが21.3%、社会人が18.6%という結果が得られた。
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