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エフルートとプリファードインフラストラクチャー、モバイル検索エンジンを開発・運営するLLPを設立

エフルートとプリファードインフラストラクチャーは12月10日、モバイル向け検索エンジンの開発と事業運営を行う有限責任事業組合(LLP)、「FROUTE Search Technology」を設立することで合意。エフルートやプリファードインフラストラクチャーの持つ検索エンジンに関するノウハウを移管する。

 エフルートとプリファードインフラストラクチャーが12月10日、モバイル向け検索エンジンの開発と運営を手がける有限責任事業組合(LLP)、FROUTE Search Technologyを設立すると発表した。

 エフルートは、携帯電話向けの検索・ポータルサイト「froute.jp」などを運営するモバイル検索サービスのプロバイダ。着うたやゲームなどの専門検索や、携帯電話の小さな画面で使うことに配慮した独自のインタフェースを持つ「Expand Search」などを提供している。プリファードインフラストラクチャーは、大規模全文検索エンジン「Sedue」や関連記事推薦エンジン「Hotate」などの開発実績を持つ技術ベンチャー企業だ。

 今回のLLP設立に合わせ、エフルートとプリファードインフラストラクチャーは、両社が持つ検索エンジンに関するノウハウをFROUTE Search Technologyに集約。FROUTE Search Technologyで検索エンジンの性能向上や新規開発を行っていく。FROUTE Search Technologyの最初の取り組みは画像検索エンジンで、12月10日からfroute.jpに導入されている。

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 今後もエフルートの検索エンジン開発ノウハウとプリファードインフラストラクチャーの高速大規模データ処理技術を組み合わせ、新たな検索エンジンを開発するほか、他社への検索エンジン提供、海外展開などを推進していく。

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