第2回 音楽を快適に“ながら再生”できる?――「Walkman Phone, Xmini」:「Walkman Phone, Xmini」の“ここ”が知りたい
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Walkman Phone, Xmini」は、音楽機能に注力しただけに、音楽プレーヤーの操作性についての質問が多く集まった。“ケータイの音楽プレーヤー”としてどの程度使いやすいかを調べた。
質問:ミュージックプレーヤーの起動方法は
「Walkman Phone, Xmini」には、本体を開いた状態の「ケータイスタイル」と、本体を閉じた状態の「ミュージックスタイル」という2つのスタイルがある。
ケータイスタイルで音楽を再生するには、メインメニューから「LISMO Player」を選択する。ミュージックスタイルでは、決定キーの長押しで専用のプレーヤーが起動する(再生中に決定キーを長押しするとプレーヤーは終了する)。つまり、本体を開いた状態と閉じた状態で異なるプレーヤーを使うことになる。なお、ケータイスタイルで決定キーを長押ししても音楽は再生しない。
質問:ミュージックプレーヤーの操作性はどう?
XminiではケータイスタイルではLISMO Player、ミュージックスタイルでは専用プレーヤーを利用するが、この2つのプレーヤーは操作できる内容が異なる。
ミュージックスタイルではセンサーキーの中央(決定キー)で再生/一時停止、上下で音量調節、左右の短押しで次曲再生/頭出し、左右の長押しで早送り/巻き戻しを行う。
ミュージックスタイルで利用できるのはセンサーキーの中央と上下左右のみで、そのほかのメール/EZ/マナー/アドレス帳/マルチ/アプリキーは使えない。サブメニューもなく、LISMO Playerのようにサウンドエフェクトやプレイリストなどの設定はできない。したがって、音楽の詳細設定をするには、いったん本体を開いてLISMO Playerを起動する必要がある。
ミュージックスタイルで音楽再生中に本体を開くと待受画面に戻るので、ショートカットやメインメニューからLISMO Playerを起動する。数タッチで済むとはいえ少々手間がかかるので、音楽再生中に本体を開くと自動的にLISMO Playerに切り替わるようにしてほしかった。なお、ミュージックスタイル(専用プレーヤー)からケータイスタイル(LISMO Player)に切り替えても、音楽は継続して再生する。
Xminiのセンサーキーには、「通常操作」のほかに、指をスライドさせて操作する「ジェスチャー操作」がある。ジェスチャー操作にすると、センサーキーの上下部分をスライドして音量調節、左右部分をスライドして頭出し/次曲再生と早送り/巻き戻しができる。
質問:バックグラウンド再生はできるか
ミュージックスタイルで音楽再生中に本体を開くと待受画面に戻り、音楽をバックグラウンド再生したままほかの機能を利用できる。
ケータイスタイルでLISMO Player再生中は、マルチキーからマルチプレイウィンドウを使ってほかの機能にアクセスできる。ただし2画面表示はできず、音楽をバックグラウンド再生した状態でほかの機能を利用する。
音楽+ほかの機能を利用するのなら、ミュージックスタイルで音楽を再生→本体を開いて待受画面から別機能にアクセス、という方法がスマートだろう(さらにほかの機能を同時に使いたければマルチプレイウィンドウが必要だが)。
質問:音楽再生中に着信したらどうなるか
ケータイスタイル、ミュージックスタイルにかかわらず、音楽再生中に音声電話が着信すると、音楽は中断し、電話の応答や保留などの操作をする必要がある。終話すると、音楽が中断箇所から自動再生する。
音楽再生中にメールが届くと、ミュージックスタイルでは画面下部に新着メールアイコンが現れ、その後不在通知ランプが点灯する。LISMO Player再生中では、マルチプレイウィンドウの「新着通知優先」をオンにした場合、新着メールを受信後にポップアップ表示され、すぐにメールにアクセスできる。
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関連リンク
- 「Walkman Phone, Xmini」製品情報(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ)
- 「Walkman Phone, Xmini」製品情報(au by KDDI)
- ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
- au by KDDI
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