
「Walkman Phone, Xmini」。本体カラーはホワイト×ターコイズ、ブラック×ブラック、グリーン×ブルー、パープル×ピンクの4色
「Walkman Phone, Xmini」には、本体を開いた状態の「ケータイスタイル」と、本体を閉じた状態の「ミュージックスタイル」という2つのスタイルがある。
ケータイスタイルで音楽を再生するには、メインメニューから「LISMO Player」を選択する。ミュージックスタイルでは、決定キーの長押しで専用のプレーヤーが起動する(再生中に決定キーを長押しするとプレーヤーは終了する)。つまり、本体を開いた状態と閉じた状態で異なるプレーヤーを使うことになる。なお、ケータイスタイルで決定キーを長押ししても音楽は再生しない。


本体を閉じると、ミュージックスタイル専用の待受画面が表示される(写真=左)。専用のプレーヤーの画面にはオリジナルのグラフィックが現れる。曲名や再生時間などの音楽情報が大きく表示され、バッテリー残量や電波感度のアイコンと時刻は画面下部に表示される。このグラフィックはランダムで変わる(写真=中、右)
XminiではケータイスタイルではLISMO Player、ミュージックスタイルでは専用プレーヤーを利用するが、この2つのプレーヤーは操作できる内容が異なる。
ミュージックスタイルではセンサーキーの中央(決定キー)で再生/一時停止、上下で音量調節、左右の短押しで次曲再生/頭出し、左右の長押しで早送り/巻き戻しを行う。

再生/一時停止、音量調節、次曲再生/頭出し、早送り/巻き戻しなどの操作をすると、画面に大きくエフェクトが現れる
ミュージックスタイルで利用できるのはセンサーキーの中央と上下左右のみで、そのほかのメール/EZ/マナー/アドレス帳/マルチ/アプリキーは使えない。サブメニューもなく、LISMO Playerのようにサウンドエフェクトやプレイリストなどの設定はできない。したがって、音楽の詳細設定をするには、いったん本体を開いてLISMO Playerを起動する必要がある。
ミュージックスタイルで音楽再生中に本体を開くと待受画面に戻るので、ショートカットやメインメニューからLISMO Playerを起動する。数タッチで済むとはいえ少々手間がかかるので、音楽再生中に本体を開くと自動的にLISMO Playerに切り替わるようにしてほしかった。なお、ミュージックスタイル(専用プレーヤー)からケータイスタイル(LISMO Player)に切り替えても、音楽は継続して再生する。


LISMO Playerはメインメニューの中央にあり、最初からカーソル選択されているので、待受時から決定キーを2回押すと起動する(写真=左)。詳細設定はLISMO Playerから行う(写真=中、右)
Xminiのセンサーキーには、「通常操作」のほかに、指をスライドさせて操作する「ジェスチャー操作」がある。ジェスチャー操作にすると、センサーキーの上下部分をスライドして音量調節、左右部分をスライドして頭出し/次曲再生と早送り/巻き戻しができる。
|
通常操作でミュージックプレーヤーを起動してから操作、終了するまでの流れ
(ムービーはこちらからでも参照できます)
|
|
ジェスチャー操作でミュージックプレーヤーを起動してから操作、終了するまでの流れ
(ムービーはこちらからでも参照できます)
|
ミュージックスタイルで音楽再生中に本体を開くと待受画面に戻り、音楽をバックグラウンド再生したままほかの機能を利用できる。
ケータイスタイルでLISMO Player再生中は、マルチキーからマルチプレイウィンドウを使ってほかの機能にアクセスできる。ただし2画面表示はできず、音楽をバックグラウンド再生した状態でほかの機能を利用する。
音楽+ほかの機能を利用するのなら、ミュージックスタイルで音楽を再生→本体を開いて待受画面から別機能にアクセス、という方法がスマートだろう(さらにほかの機能を同時に使いたければマルチプレイウィンドウが必要だが)。


LISMO Playerからはマルチプレイウィンドウを使ってほかの機能にアクセスする
ケータイスタイル、ミュージックスタイルにかかわらず、音楽再生中に音声電話が着信すると、音楽は中断し、電話の応答や保留などの操作をする必要がある。終話すると、音楽が中断箇所から自動再生する。
音楽再生中にメールが届くと、ミュージックスタイルでは画面下部に新着メールアイコンが現れ、その後不在通知ランプが点灯する。LISMO Player再生中では、マルチプレイウィンドウの「新着通知優先」をオンにした場合、新着メールを受信後にポップアップ表示され、すぐにメールにアクセスできる。


ミュージックスタイルでは新着メールは確認できず、いったん本体を開く必要がある(写真=左)。ケータイスタイルのLISMO Player起動中に受信したメールは、新着通知優先をオンにしていれば、すぐにアクセスできる
第1回 着信LEDと通知ランプはどこにある?――「Walkman Phone, Xmini」
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の音楽ケータイ「Walkman Phone, Xmini」は、超小型ボディと凹凸のないフラットなデザインが特徴だ。第1回ではキーバックライトや着信LEDなどについて調べた。
写真で解説する「Walkman Phone, Xmini」
ソニー・エリクソン製の「Walkman Phone, Xmini」は、音楽機能に特化した手のひらサイズの超小型スライドボディが特徴。ワンセグやおサイフケータイ、カメラなどは備えないが、4Gバイトの内蔵メモリやBluetooth、“ウォークマン”シリーズの高音質技術を内蔵し、閉じたままでも操作できる表面のタッチセンサーキーで快適に“ケータイ音楽”が楽しめるよう開発された。
「Walkman Phone, Xmini」のホワイト×ターコイズとブラック×ブラックが1月10日から発売
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の超小型音楽ケータイ「Walkman Phone, Xmini」のホワイト×ターコイズとブラック×ブラックが1月10日から順次発売される。
「Walkmanにケータイを載せました」――こうして「Walkman Phone, Xmini」は完成した
「Walkman」の名を冠する本格的な音楽ケータイとして、そして幅44ミリ/高さ 75ミリの超小型ケータイとして登場した「Walkman Phone, Xmini」。そのサイズとデザインが大きなインパクトを放つWalkman Phone, Xminiは、どんなコンセプトで開発されたのだろうか。ソニー・エリクソンに聞いた。
コンパクトボディに4Gバイトメモリ内蔵、着うたフルプラス対応──「Walkman Phone, Xmini」
KDDIは12月8日、“本格的に音楽を楽しむ”ユーザー向けのソニー・エリクソン製コンパクトスライド端末「Walkman Phone, Xmini」を発表した。12月下旬以降に販売を開始する。4Gバイトの内蔵メモリを搭載し、新たに発表したAAC 320kbpsの「着うたフルプラス」に対応し、高音質な音楽が楽しめる。
「Walkman Phone, Xmini」、12月23日から発売――「着うたフルプラス」も開始
KDDIは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のコンパクトな音楽ケータイ「Walkman Phone, Xmini」を12月23日から順次発売する。合わせて、最大320kbpsの「着うたフルプラス」を12月25日に提供開始する。
「Walkman Phone, Xmini」はシンプル分割で1860円/月、フルサポ一括2万円台後半から
2008年12月末発売を予定するauの超小型“音楽”ケータイ「Walkman Phone, Xmini」の予価が表示されていた。価格はシンプルコースの24回分割で1860円/月、フルサポートコースは一括2万円台後半から。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.