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そろそろ春商戦、冷えた市場は活気づくのか──次回、auに新機種ラッシュ携帯販売ランキング(1月26日~2月1日)(1/4 ページ)

2月に入り、各キャリアの2009年春商戦向け新機種が続々登場している。割安な「0円/1円」端末の人気は依然高いが、新機種はこれを上回る結果を残せるか。そろそろ2009年の携帯春商戦が始まる。

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「P-02A」初登場1位──“ほぼ全部入り”や“オバマケータイ”の発売も間近


P-02A

 NTTドコモは2008年11月に発表した2008年冬モデルのうち、2009年春商戦向けとする新機種を1月末に発売。今回のランキングはこれら新機種の躍進により、かなり大きく順位が入れ替わった。

 首位はパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-02A」(1月26日発売)が初登場で獲得。キャリア総合ランキングでも首位となり、幸先のよいスタートを見せた。

 続いて2位にNEC製の「N-04A」(前回1位 1月23日発売)、3位に同じくNEC製の「N-02A」(前回2位)、4位にシャープ製の「SH-02A」(前回7位)、5位に同じくシャープ製の「SH-03A」(前回6位)が入った。

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 首位のP-02Aは、2008年に携帯事業から撤退した三菱電機製端末のスライドボディ+回転型十字キー“スピードセレクター”のスタイルを継承した端末。さらに、タッチパネルで実現するスピードセレクターを採用し、操作性やソフトウェア面で旧三菱電機製端末と似通う部分が多い富士通製端末「F-03A」(1月24日発売)も7位に入った。これら機種の躍進は機能やデザインそのものの魅力はもちろんだが、いかに“D”端末のファンが多かったか、そして再来が望まれていたかを改めて物語ったといえる。

 今後は、薄型防水仕様の「F-04A」が2月6日、厚さ9.8ミリの極薄端末「P-04A」が2月10日に発売。このほかに“ほぼ全部入り”ハイエンドモデル「SH-04A」や、“オバマケータイ”としてワイドショーなどで一躍脚光を浴びた「BlackBerry Bold」といった注目機種の発売も控えている。

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